すぽっとらいと

2024年4月

夢志記

「 初心忘れるべからず 」

三好支店主任 久米 正照


 入社して7年。この間、会社では様々な経験をさせていただいた。
5年前に三好支店へ異動となり、一昨年主任という役職を受け求められるものも変化している。頼られる存在、皆の役に立ちたいと思いながらも、時間が経つにつれ慣れや甘え、あきらめ、「これぐらいでいい」と自身で勝手に線引きし間合いを取っていた。
自身の思い描く「理想像に近づけたい」
という氣持ちと、やるべき事、自身のやれることが追いつかず、素直さや謙虚さを見失っていたように思う。
そんな中、ふっと周りを見渡してみる。

休みの日に出勤し、他支店の業務を応援する仲間、多くの仲間と話しながら主体性をもち積極的に行動し、楽しみながら取り組む姿を目にして自身が虚しく思えた。

学ぶことや考えることを止めてしまう怖さは、驕りや慢心が増えることで周りが見えなくなり、本来の役割や自身がすべきことを客観的に捉えることが出来ず迷いの世界に入り込んでしまうこと。
新たな年度を迎えるにあたり、日々起こる様々な出来事に対して、都合の良いことだけでなく、悪いことも事実としてきちんと受け止め、「やるべきことは何か」「自身が出来ることと出来ないことは何か」「出来ないことは誰に援けを求めるのか」
そして「やるぞという意はあるか」自分の頭と心を整理し「初心忘れるべからず」
という言葉を胸に、気持ちを改め臨んでゆきます。


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