グリーンハンド通信

教育部課長 門田真理子 

GH通信 2004年1月 今を大切に

 「大宝は会社が傾いても運動会や文化祭をやるだろう。と主人は文句を言いながら楽しんでいました。」

中川支店の西明一さんが業務中の被害事故により亡くなったのは2年前の12月29日。

スキー帰りの若者が運転する車がいねむり運転でセンターラインをオーバーし、西さんのトラックに正面衝突。

朝元気に出発していった人が帰らぬ人となり、悔しくて悲しい年越しとなった。
 事故後の折衝や手続きは約2年に及び、この間の総務部辻井主任の丁寧な対応や支店メンバーの心遣いなどに感謝された奥様から、「これからも皆様のチームワークを高めるために活かしてください」と寄付金が贈られた。
 2月22日に開催される文化祭は20回の節目を迎える。今回のテーマは「大宝ってどんな会社?大宝の文化って何?」。

原点に戻り会社や文化祭だけでなく、自分の人生や学ぶこと働くことが自分たちにとってどんな意味があるのか、今後どうしていきたいのかを全員で考え取り組んでいこう。
 訳も分からず被害者の顔をしていると、天国でカラオケを楽しんでいる西さんに叱られてしまいそうだ。当たり前ではない『今』を大切に生きよう。 


GH通信 2004年1月 第20回 大宝文化祭に向けて

「大宝ってどんな会社?大宝の文化って何?」

 皆さんは自分の働く会社がどんな会社であるかを普段考えたり、仲間同志で話したりすることがありますか?
 会社の大きな目的である経営理念やその理念を達成するために何をするかという経営基本方針を皆さんはどれだけ理解し、納得して行動していますか。
 大宝の目指しているものは社員一人ひとりが人間性を高め、主体性を持ち、自分と大宝と社会を大切にし、成長、発展させていくことです。 
 自分だけ都合の良いことを押し通そうとしても、他の人や社会から結果的に排除され、できなくなります。自分が成長し、社会や他人に役立つ様に力を発揮する中でお互いの幸せを支え合うことが人間として幸せになることです。
 文化祭などを自分たちの力で行うのは、そう言うことを考えたり、できる力をつけるために行っています。


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