グリーンハンド通信

教育部課長 門田真理子 

GH通信 2005年6月 夢志記

 大切な人に伝えたいこと

 社内行事の楽しみの一つが、家族の方にお会いできる事です。

先日の運動会でも多くの方とお話しました。「この元気なお子さんと奥様の笑顔が、○○さんのエネルギー源なんだ」と思うと、なんだかこちらまで嬉しくなってきます。

その中の一人、大高支店の坂良己さんの長男裕一君は、毎年実行委員のお父さんと一緒に、朝一番から駆けつけてくれます。

今年は体格がひと回り大きくなっていて、びっくりしました。

 我が家は父が来てくれました。六年前までは母や姉に「一緒に行こうよ」と誘われても、何かと理由をつけて来ませんでした。

そんな父が自分から行くと言ってくれたのは、ちょうど私が両親の生き方や考え方を見つめ、「この父と母の元に生まれてきて良かった」と感謝できるようになった頃でした。

言葉では何も言わなくても、ちゃんと分かっているのだと驚きました。

 今年の会場は見晴らしが良く、偶然堤防の上から眼下を歩いてゆく父の後ろ姿を見たとき、目頭が熱くなりました。

いつも顔を合わせているのですが、近くにいて甘えすぎているのか、親が年をとってゆくことに気づかなかったのです。

 先日、勉強会で教わった「今、絶対」の言葉を忘れず、感謝の気持ちを素直に伝えてゆこう、親が安心できるよう、幸せな人生を歩んでゆこうと、心に刻みました。


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