グリーンハンド通信

教育部課長 門田真理子 

GH通信 2006年8月 健康管理は安全の基本!毎日の食生活を見直そう

 『メタボリック症候群』という言葉をよく耳にするようになりました。

40歳以上の男性の4人1人は該当すると知り、見渡してみると、ベルトの上にお腹が盛り上がっている人がいっぱい・・・。

  そういう私も、30歳を過ぎた頃から肉付きが良くなり、管理者の皆さんから心配?して頂いていました。 ひょんなことから食生活を改善したところ、1ヶ月するとウエストがスッキリしてきました。

簡単にできることですので、参考にして下さい。

@ 油脂を極力とらない

・ 天ぷらやフライなどを避ける(特にラードで揚げたもの) 

・ 炒める時も、サラダオイルなどを使わない 

・ ドレッシングはノンオイル 

・ お肉も脂肪分が少ないものを選ぶ。鶏なら「ささみ」、豚なら「ローズ」 

A 1日に1食 主食を玄米にする

・ 白米よりも栄養価が高く、食物繊維も多いため、便秘解消に! 

・ よく噛んで食べるため、満腹感も高まる 

「玄米はちょっと・・・」と敬遠される方が多いようですが、その原因である、臭いとパサパサ感を解消するために朗報! 以前、テレビで取り上げられていましたので、すでにご存知の方もおみえかと思いますが、改めてご紹介します。 

玄米を炊くときに、プレーンヨーグルトを入れ、よく混ぜる。(玄米3合につき、大さじ2)

         

  これでふっくらおいしい玄米が炊きあがります。さらに栄養価も高まり一石二鳥。噛めば噛むほど甘みが出ておいしいですよ!

B 野菜とフルーツをたっぷりとり、ビタミンを補給 

・ 食事にもサラダや温野菜などを取り入れる ・ 手作り野菜ジュースにチャレンジ!

<材料> 

生で食べられる、アクの少ない野菜(キャベツ、レタス、セロリ、きゅうり、小松菜、大葉、トマトなど)

果物(リンゴ、オレンジ、キウイ、イチゴなど) * にんじん100%ジュース 

はちみつ

<作り方> 

@ 上記の野菜やくだものを、少量ずつざく切りにする 

A 蜂蜜少量と、にんじんジュースを加え、ミキサーで攪拌する 

B 味見をして好みの味に仕上げる

水分を搾り出す「ジューサー」よりも、「ミキサー」の方が食物繊維も摂取できて効果的です 

一緒に飲んでいる女性からは、「お通じが良くなった」「肌の張りが出てきた」と好評です!

C 風呂あがりに柔軟体操、ストレッチを行なう

 ・ 肥満の原因は食べ過ぎと運動不足。「よし、運動するぞ!」と思っても、なかなか実行できません。そこで私が続けているのは、風呂あがりのストレッチ。テレビを観たり、新聞を読んだり、話しをしながら、ゆったりと無理なく行なうことが、継続のポイントです!

 ・ 最近、我が家では「バランスボール」が人気です。ご存じない方は、丈夫で大きなビーチボールを想像して下さい。その上に腰掛けるだけで、背筋がピンと伸び、気持ちがいいのです。転ばないよう気を付けながら、腰を前後左右に動かしたり、股関節を広げたりしています。ボールの上でうつ伏せになったり、仰向けになってもグッドです

 年齢と共に、身体の様々な機能が衰え始め、身体的なストレスや睡眠不足、運動不足、飲酒や過食など、様々な要因から健康の維持が困難になります。仕事柄どうしても不規則になりがちな食生活を、できるところから改善し、健康維持につとめましょう。

 こんな人は要注意!

  以下の質問に6つ以上当てはまるようなら肥満の恐れあり。今は太っていない人も将来、肥満になる可能性が高いので、早めに改善を!

@ 1日2食のことがよくある 

A 夜9時以降に食事をすることがよくある 

B お腹いっぱいにならないと我慢できない 

C 脂っぽいものが好き 

D 甘いものが好き 

E あまり体重計にはのらない 

F 20代のときに比べて5kg以上太った 

G すぐ車に乗ってしまう 

H 定期的に運動をしていない 

I ストレスから"どか食い"をする 

新星出版社『いちばんやさしい栄養のキホン』より引用

 


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