グリーンハンド通信

教育部課長 門田真理子 

GH通信 2006年10月 価値観を見つめる余裕

 動くおもちゃの内部を眺めていた。

大小ふたつのギアがかみ合い、動力に変わる。凹凸の一つひとつが、もう一方の凹凸を支え、支えられ連動しているように見えた。?

 人間の関係で「息が合う」と言うのも、これと同じなのかもしれない。

凸は自分の意を出すこと。そして、凹は相手を受け入れ、認めること。

自分の考え ばかり主張していても、全く自分の意を出さなくても、ギアはかみ合わず、力を生み出さない。? 

何かとぶつかる時は、お互いに自分を正当化し、相手を非難してしまう。そんな時、人間には思考や行動のクセがあり、人によって違うのだと、考え方のスイッチを切り替えてみよう。「私は間違っていない」と一点にこだわらず、相手が伝えようとしていること、お互いの価値観を見つめる余裕が出てくる。

 

 


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