グリーンハンド通信

教育部課長 門田真理子 

GH通信 2006年12月 何が大事?本質は何?相手の気持は?

 「お菓子は食べるけど、ごはんは食べない」「やさしいお母さんは好きだけど、悪いことをした時に怒るお母さんは嫌い」 こんな我が儘を言う子供を、簡単に許す親はいない。

 大人はどうか?人間関係がうまくいかない。

会社へ行ってもおもしろくない、と文句ばかり言っている時は、聞き分けのない子供と同じ事をしている。

自分にとって都合の良い条件が得られる時は相手に近づき、不都合な時は距離を置く。

何が大事なのか、その本質は何なのか、相手の氣持ちはどうなのかは考えない。

 登りがあれば、下りがある。苦しくても歩き続けるから、胸がすくような美しい景色を見ることが出来る。これは学生時代の山登りを通じて実感し、学んだことの一つ。

 車は路面との摩擦がなければ前へ進まない。

飛行機も向かい風がなければ上昇できない。

人間も同じ。

 

 


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