グリーンハンド通信

教育部課長 門田真理子 

GH通信 2007年3月 限りある時間と縁を大切に!

 「食後でも、ケーキは別腹」私もその一人。お腹いっぱい食べても、大好物を目の前にすると、消化が促進され、胃袋に隙間が空くからという説を聞き、なるほどと感心した。
 最近になって、これは頭の中も同じだと氣づいた。

周りの人がいくら、「こうした方がうまくいく。成長できる」とアドバイスをしてくれても、本人が「そんなこと言っても仕方ない」「これ以上無理」「今のままで何とかなる」と思った瞬間、思考が停止し、それ以上前へは進まない。
 先日、支店の仲間と「我欲は大きく、(人間の)器は小さく!」と、自分たちの阿呆さ、強欲さ、小心さを笑っていた。

人から言われたことに対し、「私は認めない」と息巻く時、何が認められないのかを考えてみよう。その対象は相手ではなく、自分の強欲さ、阿呆さ、小心さ、そこから生まれる甘えや嫉妬心。
そのことを認めることができると、頭と心の働きが活発になり、新たな氣づきが生まれてくる。

そして、学びと仕事と人間関係が面白くなる。限りある時間と縁を大切にするために、勇氣を出して認めよう。 

 

 


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