グリーンハンド通信

教育部課長 門田真理子 

GH通信 2007年11月 「築くのは一生、失うのは一瞬」

 日頃、「自分を知り成長するためには、客観的な事実を受け入れ、あるがままの自分を認めることが大切」と言いながら、体重計に乗ることを避けてきた私。

先日の運動会で身体の重さを実感し、写真とビデオに写った自分の姿を見て反省した。

 一般的に体重60キログラムの人が、早足で1時間歩いたとき消費されるカロリーは200キロカロリーだと知ったのは最近。

お腹がすいたからと、菓子パンを一つ食べると、あっと言う間にカロリーオーバー。

毎日の積み重ねの恐ろしさを知った。

 これとは対照的に「築くのは一生、失うのは一瞬」のものがある。

それは信用と言う名の財産。最近、食品の品質に関わる偽装問題が明らかにされている。

創業当時の志や誇りが何らかの理由で薄れ、そこでは「当たり前のこと」が常識から外れていったのだと思う。

 初めはたった一度(角度)のズレでも、時間の経過と共に大きくなる。

「今だけ」「自分だけ」という甘えをなくし、人間として美しく、誇りの持てる言動を心掛けてゆこう。


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