グリーンハンド通信

教育部課長 門田真理子 

GH通信 2008年1月

「夜空を見上げてみよう、そして、見つめなおそう」


 「お月様にはウサギが住んでいる」その言葉を信じ、夜空を見上げた子供の頃。

30数年後に、月面に沈む地球の映像を、茶の間で見る時代が来るとは思っていなかった。

人型ロボットの開発も進み、最近では自分の役割を考え、共同作業が出来るところまで来ているという。

 科学技術の進歩は、宇宙や地球、大自然の歴史における様々な謎や不思議を、次々と解明してゆく。

 不思議といえば時間。同じ1時間でも長く感じることがあれば、あっと言う間に過ぎてゆく時間もある。その時の自分の精神状態、一緒にいる人との日頃からの関係、行なっていることの中身が、その時の刻み方を変えてゆく。

 2ヶ月前、11年乗ったマイカーを買い換えた。走行距離は約22万`。

地球の周りを4周半もしたのだと感激した。乗務職員の皆さんなら、もっとすごい距離になる。

日頃、運転している時は、そんなことは考えもしない。しかし、毎日の積み重ねが莫大な時間や距離、エネルギーになってゆくのだと実感した。

 新しい年が始まる。日々、目の前の事に埋没しそうになったら、夜空を見上げてみよう。

そして、今、自分が考え行動していることが、自分の成長と幸せ、人に役立つことにつながっているかを見直そう。


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