瞬発力が乏しく過緊張の私。高校の卓球部時代は試合の度にホームラン?を打ち続け、「練習は上手いんだけどなぁ・・・」と顧問の先生を悩ませていた。
いつしか「私は本番に弱い」という言葉で、さらにプレッシャーを強めていた。
そんな私なのでスケートや体操などの個人競技で、「ここぞ」という時に力を発揮し、素晴らしい結果を出せるスポーツ選手を「すごい」と思って応援していた。
先日、競泳の北京オリンピック選考会が行なわれた。
女子800m自由形で出場権を手にした柴田亜依選手だが、先に行なわれた400m自由形では結果を出すことが出来なかった。
柴田選手といえばアテネオリンピックの金メダリスト。その後のインタビューで「400mの時は北京へ行かなければという想いが強かった。
その後、北京に行きたいという氣持ちが湧いてきた」と話していた。
オリンピック選手と比べては申し訳ないが、「〜せねばならない」ではなく「〜したい」「やる!」と強く念じた時、それまで積み上げてきた努力が実を結ぶのだと思った。
私が唯一得意だったスポーツは山登り。どんなに高い山でも、どんなに苦しくても、休憩をとりながら一歩ずつ歩き続ければ必ず頂上に立つことが出来る。
ものが分かる努力も仕事も人生も同じ。
「やればできる。やるぞ」
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