グリーンハンド通信

教育部課長 門田真理子 

GH通信 2008年6月

より質の高い物流サービスを追及

 

 15年間一緒に過ごした犬が姿を消してしまい、すっかり落ち込んでしまっていた両親。

その後、飼い始めた犬が我が家に来て1年になる。

 何氣ない仕草が愛らしく何度となくカメラに収めた。

現像した写真を会社に持って行き、得意げに上司に見せると、「可愛いなぁ。まあまあだな」と素っ氣ない返事。内心ムッとしたが、数ヶ月前、自宅で飼っている犬の写真を見せてもらった時、「へーっ、可愛い」と言いながら、内心(でも、うちのジョンの方が可愛いな・・・)と思っていた自分のことが笑えてきた。

 玄関から靴を持ってきて走り回る犬を見て、よその犬なら「厄介だなぁ」と思うのだが、自分の犬だと「やんちゃで可愛い」となってしまう。

お互いに自分の家の犬が一番。

だからいいのだと思う。しかし、この主観と客観のズレが恐ろしい。

日常の中でお互いに思っても口に出さなければ、ズレはどんどん大きくなる。

それに氣づくためには、自分のことを客観的に見る目が必要になる。

 先日開催した第13回TAIHO物流フェスティバルを機に、それぞれが日頃の業務を見直し、より安全に効率よく行なうためのマニュアルを作成している。

 「知っているつもり、やっているつもり、出来ているつもり」のことを元から見直すことで、より質の高い物流サービスを追求し、自分たちの自信と誇りにつなげてゆこう。


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