自分たちの藩を守り日本を救うため、命を懸けて戦った幕末の藩士たち。
太平洋戦争でも懸命に戦うことが国を守り、大切な人を守るのだと信じて散っていった、たくさんの命がある。
最後の決戦を迎える前夜、仲間や上官に「自分たちが死ぬ意味」を問い、泣きながら覚悟を決めた若者。歴史小説や映画を通して様々な人間としての生き方に触れる度、今の自分に恥ずかしさを感じる。
私は何を守りたいのか。それはなぜか。
そのために何を努力し、どんな力をつけているのか。
生命は有限であると、漠然とでも考えるようになってから、「自分が何のために生きるのか、働くのか」という、一番大切な意味を考えることを忘れ「今」に流されていることこそ、何よりもったいないと感じる。
10月26日に行なわれる第32回大宝運動会のテーマは、「信じあえる関係をつくろう」。
最近、知人からいただいた手作りのメッセージボードに書かれている言葉は、「前には未来 後ろには努力 心には自信」。
今、自分が何を求め、考え、努力するかが、「信じあえる関係」を築く基だと教えられた氣がする。準備期間を活かし楽しく実践してゆこう。
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