グリーンハンド通信

教育部課長 門田真理子 

GH通信 2008年11月

小さな達成感が、新たなチャレンジに

 

 地平線まで果てしなく広がる海を目の前にした時、遠くまで見渡せる高台に登った時、私はうれしくて「おーい」「やっほー」と叫びたくなる。

会社はもちろん街中や思いがけない場所で知っている人に出会った時も同じ。

思わず手を振ってしまう。

 知らないこと、分からないこと、先が見えないことに対しては、誰もが臆病になる。たとえば知らない人の中に入っていった時、その不安をどうやって解消するかは人それぞれ。

私の場合は自分から近づくことから始める。

相手のことを知りたい、近づきたいと思って話しかけると、見た目だけでは分からないその人のやさしさや、自分との共通点が見つかりホッとする。

「じゃあ、また」と再会を楽しみにすることもできる。

 今まで知らなかったことを知る。分からなかったことが分かるようになる。

できなかったことができるようになる。

それは何よりも楽しくて、その質量が増えるにしたがって、仕事も人間関係もおもしろくなる。まずはやってみる。

失敗したらその原因と対策を考えて、またやってみる。

その繰り返しの中で感じる小さな達成感が、新たなチャレンジにつながってゆく。

 自分の努力で自分自身の心を開放しよう。  

 

 

 


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