グリーンハンド通信

教育部課長 門田真理子 

GH通信 2009年6月

自信に向き合い、相手との波長は‥‥

 

 ある時、「あの人とは、波長が合わないなぁ」と何げなく口にした後、「波長」とは何だろうと考えてみた。

ひとつ浮かんだのが「許容範囲」。人には「どうでもいいこと」と「良くないこと」の境目があり、それを超えた時の対応の仕方がある。

その境目が人によって違うため、同じ現象を見て「こんなことは許せない」とムキになる人もいれば、「これぐらいは」と笑って済ませる人もいる。

お互いの反応に違和感を持ちながらも、その理由が分からず、些細なことで腹を立て合うことになる。

 自分と相手の「違い」と「共通するところ」が分かれば、情報伝達も人間の関係もうまくゆく。

しかし、それを見つけるのは大変だ。お互いに「頭の中で考えていること、思っていること」と

「口で言っていること」と「実際にやっていること」に違いがあったり、自分でも氣づかない思い込みがあるからだ。

 目に見える「違い」だけに振り回されることのないよう、まずは自分自身とじっくり向き合い、相手ともちゃんと話をしてゆこう。

 

 

 


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