グリーンハンド通信

教育部課長 門田真理子 

GH通信 2009年10月

「みんなの幸せ、自分からつくろう」

 

 さわやかな秋空を見上げ、思いきり深呼吸したくなる季節。

この爽快感を一層引き立てているのは、数日前「私、運命を変えられたのかもしれないと思ってうれしくなる。」と話していた十年来の心友の笑顔。

 彼女との出会いは一本の電話。支店の仲間へのちょっとした心遣いに対し、お礼の電話をくれたのだ。

それからよく話をするようになった。派手な髪の色や化粧の奥に、やさしさとせつなさを感じながら交流が続いた。

 「勉強」という言葉への拒絶反応をこらえ和合塾に顔を出すようになり、やがて「支店を良くしたい」と先頭に立つようになった。

劣等感や恐怖心、様々な葛藤に挫けそうになりがならも、「ヒトは学んで人間になる。

運命は変えられる」と、大きな愛情で受け止め指導して下さる師に励まされ、自分自身の弱さと向き合い考え実践した。

そして等身大の自分が出せるようになるにつれ、外見も表情も自然で穏やかになってきた。

「学歴も職歴もない私が、こうして元氣でいられるのは、大宝の経営基本方針(教育立社、門戸開放、自力実行)のおかげ」と語る姿に、こちらの背筋も伸びる。

 10月25日に開催される第33回大宝運動会のテーマは、

「みんなの幸せ、自分からつくろう」。

一人ひとりの心と頭と身体を動かし、自分から幸運を引き寄せてゆこう

 

 

 


HOME 前に戻る