さわやかな秋空を見上げ、思いきり深呼吸したくなる季節。
この爽快感を一層引き立てているのは、数日前「私、運命を変えられたのかもしれないと思ってうれしくなる。」と話していた十年来の心友の笑顔。
彼女との出会いは一本の電話。支店の仲間へのちょっとした心遣いに対し、お礼の電話をくれたのだ。
それからよく話をするようになった。派手な髪の色や化粧の奥に、やさしさとせつなさを感じながら交流が続いた。
「勉強」という言葉への拒絶反応をこらえ和合塾に顔を出すようになり、やがて「支店を良くしたい」と先頭に立つようになった。
劣等感や恐怖心、様々な葛藤に挫けそうになりがならも、「ヒトは学んで人間になる。
運命は変えられる」と、大きな愛情で受け止め指導して下さる師に励まされ、自分自身の弱さと向き合い考え実践した。
そして等身大の自分が出せるようになるにつれ、外見も表情も自然で穏やかになってきた。
「学歴も職歴もない私が、こうして元氣でいられるのは、大宝の経営基本方針(教育立社、門戸開放、自力実行)のおかげ」と語る姿に、こちらの背筋も伸びる。
10月25日に開催される第33回大宝運動会のテーマは、
「みんなの幸せ、自分からつくろう」。
一人ひとりの心と頭と身体を動かし、自分から幸運を引き寄せてゆこう
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