グリーンハンド通信

教育部課長 門田真理子 

GH通信 2009年12月

幸せづくりのパートナー

その中身を充実させてゆくのが学びと仕事

 

 学生時代、仲間と共に汗を流したワンダーフォーゲル部の創立50周年記念パーティーが開催されることになり、20年ぶりに母校へ行ってきた。

懐かしさのあまり迷わず出席したのは私だけではなく、卒業生の約7割にあたる290名が各地から集まっていた。

 久しぶりの再会に戸惑いもあったが、顔を合わせるとすぐに名前を呼び合い、思い出話や互いの近況報告に花が咲いた。

懐かしい写真に歓声を上げ、山の歌を何曲も歌い肩を組む様子を、顧問の先生もにこやかに見守っていて下さった。

 あっという間に時間が過ぎ、閉会が近づいた頃、会場の外に止まっているグリーンハンドのトラックが見えた。

パーティー用の食事を運ぶ仕事で来ていたのだった。やっぱり縁があるのだと嬉しくなって挨拶に行くと、にこやかに応えてくれ、幸せな氣分になった。

 「しあわせ」とは、誰かに何かをしてもらうことではなく、共に何かを行ない、苦しみや喜びを分かち合ったり、互いに何かをし合う相手がいることなのだと感じる一日だった。

そう考えると家族も仲間もお客様も、毎日出会う人たちも、幸せづくりのパートナー。

そして、その中身を充実させてゆくのが学びと仕事。一つひとつ大切にしてゆこう。

 

 


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