夜の10時過ぎ、犬の散歩へ行った父が「今日も大宝運輸のトラックとすれ違った」と嬉しそうに帰ってきた。
「40歳ぐらいの面長の人じゃった。こげな時間に大変じゃなぁ」。
大宝ファンである両親の関心は高く、事あるごとに会社とみんなの無事を念じてくれている。
それぞれの家庭、故郷、職場で、家族や仲間の無事を心から願ってくれる人がいる。
そんな笑顔や励ましが支えとなり、今日の無事故が生まれる。
そんな尊い一日が積み重なり、全社無事故が4ヶ月以上続いている。
私も毎朝、本社にある神棚に手を合わせ全社の無事を念じながら、もう一つ心から願っていることがある。
それは自分も仲間も、人間として誠実であること。そのために自分の弱さや愚かさと向き合い、やるべきことは心を込めて行なうこと。
やってはいけないことは、いつでも、どこでも、自分の意志でやらないこと。
そして、もしも自分が人に迷惑をかけてしまったら、隠さず、ごまかさず、すぐに報告し最後まで責任を持って対応すること。
人間はミスを犯す生き物である。しかし、そのミスが取り返しのつかない場合もある。
だから事故防止に最大の努力をする。
人間として美しく尊い活動に、皆で楽しく取り組み、自分たちを磨いてゆこう!
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