グリーンハンド通信

教育部課長 門田真理子 

GH通信 2010年6月

「なんとなくやる」のではなく‥‥

       ‥‥「わかってやる」ことが大切

 

 今年のサラリーマン川柳にも登場していた「事業仕分け」。

国や自治体が行なっている事業を、予算項目ごとに現場の声や実情に基づき、必要かどうか議論し、あるべき姿を考え、必要だとしたらどこがやるかを仕分けしてゆくもの。

マスコミで報じられるのは、ほんの一部だが、家庭での節約やエコ、職場での効率化や経費削減への関心が高い時だけに、流行語のようになっている。
 しかし、何が必要で、何が必要ないかを仕分けすることは、簡単なようで難しい。討議する側の「価値観」や「ものさし」によって変わってしまうからだ。

様々な分野で変化が激しい時代、すぐに役立ち成果が現れるものが重視されがちだが、数字には現れないもの、ゆっくりと影響が出てくるものもある。

もの事の意味やつながりが分からないと、本末転倒になってしまう。
 社内で行なっている活動を「なんとなくやる」のではなく、いつから、なぜ、どのような考え方で始まったのか、その歴史や背景を知り「分かってやる」ことが大切な時。
今すぐ、根氣よくやり続けることで、人間の温もりがある、イキイキとした職場をつくってゆこう。


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