グリーンハンド通信

教育部課長 門田真理子 

GH通信 2010年7月

命を大切にする活動は、私たちの生活の中に

 

 「もうひと手間でエコと社会貢献しませんか?」と全社に呼びかけ、ペットボトルキャップを集め、発展途上国に子供の命を救うワクチンを送る活動を始めた。

キャップ800個のリサイクル(20円)で、ポリオワクチン一人分が購入できると知り氣が遠くなったが、実際に一ヶ月で集まった数は9800個。

12人の子供が感染症予防の注射を打つことができる。
 「個人的にボランティア活動に参加したい」「会社として地元主催のイベントに参加してみては?」など、地域とのつながりを求め、自分も誰かの何かの役に立ちたいと考えている人は多い。

まずは出来ることからと思い、始めてみると、その反響の大きさに驚く。

捨ててしまえばゴミになるキャップを洗い、付いているシールを剥がして集めることで、国境を越え命を救うことができる。
 その小さな善意を日常でも育ててゆこう。身近にいる家族、仲間、出会った人たちへの、心を込めた挨拶やあたたかい言葉、さりげない手助けが、自分の心をやわらかくして、運転や仕事に表れる。

そして、その積み重ねが安心と信頼につながる。命を大切にする活動は、私たちの生活の中にあふれている。


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