グリーンハンド通信

教育部課長 門田真理子 

GH通信 2011年6月

思い込みを出来るだけ小さくし、

              勇氣を出してチャレンジ

 

 この会社に入社してから、かなりの「食わず嫌い」を克服することができた。

長年、苦手だからと避けてきたものを人から勧められ口にするには、思いきりが必要だったが、いざ口にしてみると「あれ?こんなに美味しかったんだ」と驚くことが多く、今では好物になったものもある。思い込みや習慣の恐ろしさを感じる。

 頭では分かっていても未だに苦手なのが、鳥や昆虫など空を飛ぶ生き物だ。

極端に言うと、羽根を見るだけで鳥肌が立つ。

それでも鶏肉は食べると言う勝手さもある。いつ頃から、なぜ怖がるようになったのか、両親に聞いても分からない。

2歳まで一緒に住んでいた九州の祖父母の家では、ニワトリが放し飼いにしてあったという。その頃、追い回されたのかもしれない。

 このようにほとんど記憶にないことを怖がったり、理由がないまま避けたりすることがある。

きっと考え方の癖やズレも、そういったところから生まれているのだと思う。

人間や学ぶことに対する「食わず嫌い」は、自分の心を栄養失調にしてしまう。

 思い込みをできるだけ小さくし、勇氣を出してチャレンジしてみよう。


HOME 前に戻る