グリーンハンド通信

教育部課長 門田真理子 

GH通信 2012年5月

見聞を広め、自分の考えや価値観をつくってゆこう。

 

 支店で「なんでトイレ掃除が安全活動なんだ」と聞かれ、うまく説明出来なかったと言う人に勧め、自分でも読んだ本が、イエローハットの創業者である鍵山秀三郎さんの『掃除道』。

50年前に会社を興し自ら掃除を始められたきっかけや、これまでの体験談、人生観などが書かれていて感動した。
 早速、自分用の掃除道具を買ってきて、ジャージに着替え、会社でいつも使っているトイレの掃除を行なった。

スポンジやタオルを使って壁や床、便器を磨いていると、だんだん夢中になり汗ばんできた。

そして、あっと言う間に一時間半が過ぎていた。ピカピカになったトイレを見ながら、トイレが汚いのではなく、自分の価値観がズレていたのだと氣づき、爽やかな氣持ちになった。
 掃除が要らない便器やお掃除ロボットのコマーシャルを見ていると、掃除することの意味や価値観が変わってきてしまうのではないかと不安になる。

日常的に新聞や本、講演などを通して見聞を広め、自分の考えや価値観をつくってゆこう。 

 

 

 

 

 


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