私は子供の頃から鉄棒や跳び箱だけでなく、走るのも泳ぐのも苦手だった。
怖がりだったこともあるが、それらをカッコよくやっている自分のイメージがまったく湧かなかった。
「運動神経が良い」とはどういうことなのか調べてみると、五感で察知した様々な情報を脳で処理し、最も効率よくスムーズに体を動かすために筋肉に指示を出し、筋肉が指示通りに動く、この一連の流れが良いことだとあった。やっぱりスポーツも頭の良さが大事なのだ。
「仕事ができる」と言われる人は、どんな場面でも全体を見て先を読み、人から指示されなくても自分がやるべきことを考え、すぐに行動出来る。
それがあまりにも自然なので見過ごしそうになるが、その人の頭の中には全体像と手順やポイントが具体的に描かれているはずだ。
人に教えようと思っても、なかなか伝えられないものだと思うが、仕事を安全に効率よく行なうために、その基になる考え方や想像力、相手に対する共感性を鍛え、伝えてゆこう。
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