グリーンハンド通信

教育部課長 門田真理子 

GH通信 11月

「勇氣と思いやりの心が湧いて‥」


 10月20日に開催予定の第37回大宝運動会は、雨のため中止となり来年まで持ち越されることになった。

天気の回復に望みをかけ前日設営を終えた後だけに、実行委員長・副実行委員長は最後まで判断に迷ったと思う。戦の時は撤退の判断をする時こそ勇氣が要ると聞いたことがある。

リーダーはその日のために自ら率先して考え準備を行ない、努力してきた仲間の姿も見ている分だけ、開催に対する思い入れがある。

しかし組織の責任者として全体のことを考えた時、優先しなければならないことがある。

厳しい判断をする時、有り難いのは、どんな状況下でも変に出し惜しみをせず、明るく協力し合い自分たちの役割を果たしてくれる仲間が多いことだ。
 今は社内外ともに変化の多い時代だ。

変化を前にすると誰でも防衛本能が働き、自分の阿呆さ、強欲さ、小心さも顔を出す。

そんな時は思い出そう。

自分はどこで、何のために戦っているのか?味方は誰なのかということを。

そうすると勇氣と思いやりの心が湧いてきて、ケチな心を吹き飛ばしてくれるから。


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