日本の少子高齢化が進む中、各地で「ふるさとの味」や「伝統芸能」を継承する催し物が開催されている。
どちらもひと昔前までは、家庭や地域のつながりの中で、ごく日常的に年長者から次の世代へ伝えられてきたものだ。
核家族化など生活のスタイルや人間関係が変化する中で、途切れかけていたものの良さ、大切さが見直される時代なのかもしれない。
当社では3月9日に第30回大宝文化祭が開催される。
全社を率いる実行委員長は、社歴35年犬山支店の大澤浩一さん、副実行委員長は一見「今風の若者」本社の奥村友和さん。人間として大宝の社員として大切なことや自分たちの体験を、若い人たちに伝えたい、伝えなければならないという大澤さんと、新しいことにも挑戦していきたいという奥村さん。
その2人が打ち出した今回の文化祭テーマは「温故知新」。
年明けと共に本格的な準備が始まる。老いも若きも、経験者も初心者も、創造性を発揮し自分を表現できる場を、大いに楽しんでゆこう。
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