グリーンハンド通信

教育部課長 門田真理子 

GH通信 4月

「今、自分が ・・・   、謙虚な気持ちで ・・・」


 うわさや評判など、人の口から口へ個別的に伝えられるコミュニケーション=「口コミ」。

実際に体験した人から直接聞くと、「なるほど」と思うこともあるが、時には「あの医者はやぶだ」と複数の人から言われ、理由を聞いてみると何の根拠も無かったということもある。

やはり大事なことは自分で実際に確かめてみなければならない。
 同じように氣をつけなければならないのは、見たことがある、聞いたことがあるだけで、その事柄について自分が「知っている」「分かっている」と勘違いしてしまうことだ。

原理原則は簡単に理解し、身に付くものではない。

また、自分の欠点や考え方のズレを何度も指摘されると、「それは分かっている」と思いがちだが、分かっていないから同じ過ちを繰り返してしまうのだ。
 「知る」→「分かる」→「やる(実行する)」→「成る(身に付く)」、それぞれの段階には自分で考え体験を通して理解する、結果を反省しながら継続する努力が欠かせない。

今、自分がどの段階にいるのかを忘れず、謙虚な氣持ちで学び続けてゆこう。


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