グリーンハンド通信

教育部課長 門田真理子 

GH通信 8月

目先の損得を離れ、誰かのためにエネルギーを・・・


 猛暑の中、第96回全国高校野球選手権大会の地方大会が行われている。

一球の勝負に全力を尽くす真剣な姿に爽快感と感動を覚える。

野球の原点はキャッチボール。幼い頃、親や兄弟、友だちと始めたキャッチボールがきっかけで、野球を好きになった人も多いと思う。
 人間関係はドッジボールではなくキャッチボール。

相手に届くように考えながらボールを投げ、受けた側も投げ返さなければ始まらない。そして、お互いにレベルアップし刺激を与え合わなければ、楽しい関係は長く続かない。

私にとって職場で友だちと呼べる人が数人いることは、何より心強く幸せだ。

その人たちの共通点は、人間として「義」を大切にしていることだ。

義とは約束を守ること。そして人の役に立つこと。

やると約束したことは、簡単に諦めずやり通す。

時には自分の目先の損得を離れ、誰かのためにエネルギーを出す。

そんな潔さと粘り強さは、その人の後姿を美しくする。


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