グリーンハンド通信

教育部課長 門田真理子 

GH通信 11月

個人と組織の変化や成長は・・・


 入社間もない20代前半の頃、支店訪問や全社のイベントを終え「楽しかった」「面白かった」と喜んでいると、上司はいつも「何が?」「なぜ?」と質問してきた。

「なぜと言われても・・・なんとなく・・・。」と答える私に、上司は戸惑い、私はどうしてそんなことを聞かれるのか分からず不安を覚え、次第に身構え距離を置くようになった。

しかし、それから10年後には自分が相手に「なぜ?」と聞く側になっていた。
 社内で行なう様々な活動には、個人と会社の経営資源が投入されている。

その時間やエネルギーを出しているのは人間であり、当たり前ではない。

喜んでなのか、嫌々かは別として、出してもらったことに報いるためには、「なんとなく」で終わらせてしまってはいけない。

意を持って色々な角度から反省し、個人と組織の変化や成長は皆で喜び、弱点などを反省し、今後の課題を明らかにして日常の活動につなげることによって、自分たちの力で納得のゆく成果を生み出してゆこう。


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