お恥ずかしい話だが、18年以上働いている社員が、1年前に名南支店が新設され黒川支店が閉鎖されたことを、つい最近になって知ったという話を聞き絶句した。
このように大宝の制服を着て仕事を行ない毎月給料をもらっている「浦島太郎のような人」がいて、そのことに周りも氣づかなかった現実を目の当たりにすると、安全で品質の高いサーヴィスを安定的に提供してゆく道のりの遠さと険しさを感じる。
関心とは、その事について自分自身に直接かかわりがあるかどうかに関係なく、無視するわけにはいかないと感じ、より深く知ろう、今後の成り行きに注目しようとする氣持ちを持つこと。
無視しないとは、そこにあるものの存在(価値)を考慮に入れること。
そして考慮とは、どうしたらいいかについて判断を誤らないように、よく考えること。
「『自ら学び、考え、判断し、実行し、結果に対して責任をとる』それが現代のサムライだ」と教わってきたことを、まずは役員、管理者自身が体現し、日常の中で根氣よく伝え続けてゆく戦が、今また、始まった。
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