グリーンハンド通信

教育部課長 門田真理子 

GH通信 5月

  『気持ちと考え方のキャッチボールを続ける中で‥‥

違いや良さも認め合える関係が生まれる』


 金山支店の市野巡さんとは、同時期入社で和合塾グループが一緒だった。

当時リーダーだった私は、ひと回り以上年齢が違う人の面倒を見ているつもりだったが、そう思わせてもらいながら、こちらが面倒を見てもらっていたのだと、随分時間が経ってから氣づいた。

相手の懐の深さと優しさに頭が下がる。

それでも今も前向きな関係が続いているのは、無知ゆえの一所懸命さと相手の役に立ちたい、喜んでもらいたいという氣持ちがあったからだと思う。
 最近のテレビコマーシャルを見ていると、一緒にスマホでゲームをすると絆が深まるように錯覚するが、実際の人間関係は複雑だ。

自分では相手の為に良かれと思い行なっていても上手くいかないこともある。

自分を知り、相手を知り、氣持ちと考え方のキャッチボールを続ける中で、互いの違いも相手の良さも認め合える関係が生まれてくる。

年齢や役割に関係なく、お互いの自立と変化成長を目指し、時にはぶつかり合いながら、氣楽にまじめに学んでゆこう。


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