グリーンハンド通信

教育部課長 門田真理子 

GH通信10月

『 お互いの心に火を点けながら ‥‥

     ‥‥今後につながる大切なものを育ててゆこう』


 入社当時お世話になっていた昔ながらの酒屋さんと金物屋さんが、この2年で相次いで店を閉め、飲食店が開店した。

「何だか寂しいなぁ」と思っていた矢先に、長年繁盛していた老舗レストランも改装工事が終わり、海鮮居酒屋の開店準備が着々と進められている。

4半世紀という時間の経過と共に、本社から見える景色も金山駅までの街並みも大きく変化した。便利で綺麗になったと思う人もいると思うが、ひとつの時代、ひとつの世代が終わったという現実に、何とも言えない寂しさを感じる。
 「文化祭などの期間中は、大宝が人間として最も美しく輝く時。それは同じ目標に向かい、多くの人が目先の損得抜きでエネルギーを出し、仲間の役に立とうと努力するからだ」と、以前、和合塾で伊藤塾長から教わった。

そんな大宝の歴史と文化を大切にしてゆきたいと願う仲間が、現在、様々な場面で活躍してくれている。

そして、その勢いに押されながら生き活きと楽しんでいる新しい人たちも多い。

お互いの心に火を点けながら、自分に有るものを出し、無いものを学ぶことで、今後につながる大切なものを育ててゆこう。 



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