グリーンネットワーク


黒川支店  長谷川 功

 私の家には昔ながらの立派な七段飾りの雛人形があります。

今は倉庫に眠っていますが、30年前に長女の初節句に妻の両親が張り込んで買ってくれたものです。

それ以来、毎年3月3日の2週間程前から飾り、次女、三女が生まれお雛様も大活躍でした。狭い部屋いっぱいに場所をとり、テレビの画面が影に隠れてテレビなのに音声だけのラジオのようでした。

 1階の倉庫から2階の居間に何回も階段を往復して運んでいましたが、重い鉄のフレームもあって、かなりの重労働でした。

娘たちも「この人形には何を持たせるのかな?」とか「どの場所に座らせるの?」などと悩みながらも楽しそうでした。

完成した時には運び込んだ疲れも忘れ、達成感を感じたものです。

 将来できる孫たちとも、またこんな思い出ができるのかと思うと本当に妻の両親に感謝です。

 

金山支店 佐藤 整

 私の家には8歳の娘がいます。

毎年この時期になると妻の両親から頂いた雛人形を飾り、ちらし寿司などを食べています。私は男ばかりの兄弟だったので、ひなまつりには縁がありませんでしたが、娘が生まれてからは我が家の恒例行事になっています。

初節句の時には、私の出身校の御幸山中学校のすぐ横にある「塩竈(しおがま)神社」に参拝に行き、祈願、祝詞をあげてもらいました。

その頃は入社してまだ2年目で、子供が生まれてやる氣満々だった事を思い出すのと同時に、今のやる氣と家族に対する氣持ちを考えさせられます。

色々な伝統行事がありますが、昔の大切な氣持ちを思い出す為にも「節目」としてこれからも続けて行きたいと思います。

 

西春支店 楠井 恵子

 もう何十年も昔のことなので、あまり思い出もないのですが、幼い頃から3月3日のひなまつりの日は、毎年母が「ちらし寿司」を作ってくれていました。

干しシイタケやレンコン、ニンジン、かんぴょうなどが入った昔ながらのちらし寿司ですが、ひなまつりの頃になるとその事だけよく思い出します。
 私も妹も母の作るちらし寿司が大好きでした。残念ながら私の子供は男の子ばかりなので、ひなまつりには縁がなかったのですが、今年の3月3日のひなまつりには、母を想いながら、ちらし寿司を作ってみようと思います。

港支店 津坂 学

 私には3人の娘がいます。

雛祭りのエピソードとして、今年小学校1年生になる次女の咲希のことを書かせていただきます。

娘の咲希は毎年雛祭りを楽しみにしています。私は娘が女の子らしく雛人形を飾ることを楽しみにしているのだと思っていましたが、本当は花より団子という言葉のごとく「ひなあられ」が一番の目的だと知り、ガックリしてしまいました。

ですが、そんな次女の咲希をはじめ3人の娘たちの笑顔が私の元氣の源になっています。そんな娘たちの笑顔を曇らせることがないよう、これからも無事故でがんばって行きます。

犬山支店 水野 裕和

 広辞苑によると、雛祭りとは3月3日の上巳の節句に女児のある家で幸福・成長を祈って雛壇を設けて雛人形を飾り、調度品を具え、菱餅・白酒・桃の花などを供える祭りとありました。
 姉と妹の間で育った私は毎年この季節が近づくと3月3日の夜には、お祝いのケーキが食べれるんだ!くらいの感覚でしかありませんでした。

しかし結婚して2人の娘を持つ親の立場になって、忙しかった両親が毎年欠かさず雛人形を飾って、私たちの成長を見守ってくれていたんだなぁと感謝できるようになりました。

 自分の子供たちが大きく成長しても恥ずかしくないよう、毎日を大切にし、学び続け、無事故で頑張って行きます。

 

中川支店 松本 歩

 私には4歳の娘がいますが、今までは雛人形を飾ってあげる事もなく、祝ってあげることも出来ていません。

雛祭りの由来、習わしを調べてみると、平安時代に中国から伝わった行事と日本の「雛遊び」が結びついてできたと言われており、毎年3月3日に女の子が美しく成長し、災難を払い末長く幸せになれるように祈り、祝う日とありました。
 今年は雛人形を買い、娘と一緒に飾って、両親や親戚を呼んで娘の健康と成長を願い、盛大にお祝いをしようと考えています。

 

大高支店 関尾 尚行

 私には残念なことに娘がいません。雛人形を飾ることなく、お祝いもすることなく、雛祭りは私たち夫婦には関係のない日だと思っていました。

ところが、当時保育園に通っていた息子が「僕の家にはなんで雛人形がないの?」と遊びに行っていた女の子の家から泣いて帰ってきました。

それを見て妻が笑いながら「家にもあるよ」と言いました。

妻の雛人形は妻の実家にあったのですが、我が家には嫁いで行った私の妹の雛人形がありました。

押し入れの奥から引っ張り出し、妻と苦労して飾ると息子は満面の微笑みで大喜びでした。しかし、この時以来、雛人形は一度も飾られることなく押し入れの中に眠ったままです。

 今年は飾ってみようかな・・・?

岡崎支店 音羽営業所 高橋 晴美

 我が家には24歳になる娘の七段飾りのお雛様があります。

毎年必ず飾っているのですが、七段が五段、近頃は三段飾りと時代とともに変化し、大変個性的な雛飾りとなっています。お雛様の前には市松人形を飾っています。

我が家では、この市松人形が家の中を散歩します。時には廊下、時には玄関に・・・。

子供たちが小さい頃に「ドッキリカメラ」のようなことをして遊んでいました。

最近になって子供たちが「廊下にいた市松人形さんはマジ怖かった」とカミングアウト。やっぱりやり過ぎましたかね・・・!?

 これからも娘の幸せを願って飾り続けたいと思います。あと何年かなぁ?

春日井支店 伊藤 由美子

 私の家には雛人形がありませんでした。

友達の家に遊びに行き、きれいに並べられている雛人形を見て、とてもうらやましかったことを思い出します。
 当時、私は一度だけ母親に「どうして、うちには雛人形がないの?」と聞いたことがありました。母親の説明では、私が生まれてすぐ、母親の両親が雛人形を買ってくれると言ってくれたそうですが、その頃同居をしていた父親の両親が、狭いからという理由で断わったとのことでした。

それを聞いた時、私はどう思ったのかは、覚えていませんが、ひなまつりというと当時の出来事が私の中での一番の思い出になっています。

 

四日市支店 伊藤 秀行

 今からちょうど2年前、お客様のセンター業務をさせていただいていた時の事です。3月上旬、もうすでに雛祭りは終わっているのに8段以上はある大きな雛人形が他店舗から私が担当していた中津川にある店舗に移動がありました。

「こんな高そうな雛人形を、どうして今頃になって移動するのだろう?」と疑問に思い、納品先の方に尋ねたところ『岐阜県の東濃地方は、4月に雛祭りをする風習が強く、中津川では3月いっぱいは雛人形が売れるんですよ』ということでした。

七夕を旧暦の8月にする地方がたくさんあるのは知っていましたが、雛祭りも1カ月遅れで4月に行う地方があることを業務を通して初めて知った貴重な体験でした。

センター業務で毎日通った中津川には、色々な思い出がありますが、この雛祭りの一件も私の心に残っている大事なエピソードです。

 

三好支店 吉井 淳一

 私には2歳7カ月になる一人娘がいます。

最近では色々な言葉を話すようになり、成長が早いなぁと感じています。

先日、妻がお雛様を出してきて飾ってくれました。

するとひなちゃん(娘)は「かわいい」を連呼し、何をしていてもお雛様を氣にしてニコニコ。去年はほとんど見向きもしなかったのに、わずか一年で「かわいいね」とか「じいじ、ばあばにもらった」と走ってきて報告してくれる姿を見て、ほのぼのとした氣持ちになり、一緒にニコニコしています。

毎日、毎週、毎月、毎年と成長していく娘を見て、教えられることがたくさんあります。

そして反省させられることも・・・
 来年の雛祭りまでに、またどれだけ成長していくのか、今から楽しみです。

親バカですみません。

 

本社経理部  稲垣 直喜

 私は男兄弟で育ったので、給食や、たまにスーパーで母親が買ってきた雛あられを普通のお菓子と同じ感覚で食べる程度で、雛祭りには縁がありませんでした。
 しかし結婚して、3年前に娘が生まれてからは雛人形を飾ったり、ちょっと豪華な食事をしたりする特別な日になりました。

娘は食べ物に夢中ですが、娘の健やかな成長を願いながら、雛人形を飾る妻が「ひなまつり」の歌をエンドレスに口ずさむ楽しそうな姿を毎年見ることができます。

雛祭り本来の由来もありますが、娘と同様に妻(女の子)にとっても大事で楽しみな伝統行事になっています。

 

車輌部 北 昌広

 桃の節句といえば、姉のお雛様があった事を覚えています。

男の私としてはあまり興味がなく、団子や甘酒(アルコール抜き)の方が嬉しく思っていました。時には人形の首を取ってしまったことも・・・。

 あれから数十年、私にも娘ができ、我が家にもお雛様がやってきました。

雛人形が来て初めて、由来や飾る意味を知りました。最初は小さい物をと考えていましたが、お店に行くと目移りしてしまい、今の物になりました。娘も7歳と5歳になり、本当は2つ必要なのですが、置く場所もないので一つを大切に飾っています。
 2人とも大きなケガや病気もなく育ってくれて本当にありがとう。これからも元氣で優しく育って下さいね。
 お雛様、今後もよろしくお願いします!!

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