黒川支店  服部 昌治 (はっとり まさはる)

 我が家では毎年、江南市で行われている七夕祭りに行っています。

娘が通っているダンススクールの生徒がその祭りでパフォーマンスを披露し、娘も一緒に加わっていることが一番の理由です。

今年は8月3日に開催され、昨年に引き続き娘もそのダンスパフォーマンスに参加しました。皆が楽しく踊っている姿を見て、こちらは元氣をいただきました。
 翌日には町内の祭りがあり、そこではポップコーンや綿菓子、かき氷が無料で何回でもいただくことができるので、多くの子供と大人が大行列を作っていました。

今夏も猛暑が続いているので、かき氷コーナーははとても人気があり、汗だくになりながら作ってくれている人たちはとても大変そうでした。

 これから初秋にかけても、各地で様々な祭りやイベントが開催されると思うので、ネットなどで調べて子供たちと一緒に行って楽しみたいです。

 

金山支店 中西 辰夫 (なかにし たつお)

 私が住んでいる中川区尾頭橋には、半世紀以上に亘り続いている「中川金魚まつり」があります。

その祭りは、毎年7月の最終の土曜日と日曜日に行われますが、金魚まつりと言っても、金魚すくいではありません。

祭りではパレードが行われたり、メイン会場の「尾頭橋公園」ではオンステージもあり、少し前に一世を風靡したアイドル歌手やお笑い芸人、漫画のマスコットキャラクターが出演して、祭りを盛り上げています。

また、本通りから公園までの道路には、所狭しと露店が立ち並び、有名なB級グルメを堪能できます。
 飲んでよし、食べてよし、見てよしの3拍子揃った祭りですので、皆さんも機会があれば是非一度見に来て下さい。

ちなみに、祭りの名前は、昔、尾頭橋には遊郭があり、その中で“遊女”のことを“金魚”と言っていたことに由来するそうです。

 

西春支店 一政 信人 (いちまさ のぶひと)

 私にとっての祭りの思い出は、幼少期に家族で盆踊りや花火大会に毎年のように連れて行ってもらったことです。

私の故郷では、かなり大きな花火大会が催され、家の目の前で打ち上げられる花火は最高にキレイでした。

また小学生の頃には、鼓笛隊が町内を練り歩く祭り(イベント)があり、詳しいことは忘れましたが、とても恥ずかしい思いをした記憶が残っています。

それでも、その祭りが終わった時には、感動のあまり参加したメンバー全員で涙を流したことも記憶しています。
 それ以外では、夏休みに父親の故郷で行われていた盆踊りが心に焼き付いています。

お盆になると砂浜に櫓をつくり、3日間夜通し踊り続けるという過酷な盆踊りです。

最近ありがちな盆踊りとは一味違い、昔ながらのその町の民謡を唄い、酒樽を叩きながら踊ります。

その当時、子供だった私は早く大人になって、3日間の夜通し踊りに参加したいと思い続けていましたが、その後はなかなか行く機会をつくることが出来ずに現在に至っています。

次回、実家に帰った時には、時間をつくり思い出の場所に行ってみたいと考えています。


港支店 水谷 豪志 (みずたに たけし)

 大のお祭り好きの我が家では、毎年夏になると、屋台を楽しみに各地のお祭りに出かけることが習慣になりつつあります。

今年も例年のように、どこのお祭り行こうか話していたら、嫁の「一宮市で行われている七夕祭りには、たくさんの屋台や七夕飾りがあるそうよ」の一言で、家族揃って行くことになりました。

不覚にも、祭り好きな私でさえ一度も行ったことがなかったので、当日を指折り数えて待つほどに楽しみにしていました。
 無事に当日を迎え現地に到着するや否や、私たちを待ち受けていたのは、ものすごい数の人だかりでした。

それでも、商店街のストリートでは太鼓演奏やダンスショーなどが行われ、また一宮駅から神社までの間には屋台が多数立ち並ぶなど、一日中楽しむことができました。
 それ以外にも、真清田神社の境内に屋台がひしめき合い、こじんまりとしたお化け屋敷もあったりと、盛りだくさんの内容に家族で行っても、カップルで行っても一日飽きることはないと思います。

 興味を持って下さった方は、是非一度、足を運んでみて下さい。

 

犬山支店 馬場 慎一 (ばば しんいち)

 今の時期ではありませんが、犬山祭りを紹介します。

犬山祭りは寛永12年(1635年)から約380年近く続いている祭りで、愛知県の有形民俗文化財に指定されています。

1641年からからくり人形を乗せた13輌の車山が町内を練り歩き、犬山城下の針網神社にからくり奉納されるようになりました。

4月の第1土曜、日曜に開催され、土曜日の試楽祭と日曜日の本楽祭があります。
 試楽祭では駅前組と神社前に分かれて、提灯を灯した夜山車で練り歩き、日曜の本楽祭では針網神社前でからくり奉納が一町内ずつ行われます。

見どころはからくり奉納と車山の向きを片側持ち上げて行なう「どんでん」や夜車山が綺麗です。秋祭りも開催されるようになったので、是非足を運んでみてください。

 

中川支店 原田 裕樹 (はらだ ゆうき)

 私が紹介するお祭りは、私の地元の愛知県設楽町の名倉地区で行われます。

1ヵ月前から地元の小学生から大人までが祭囃子の練習をします。

その祭囃子のメインとなるのが斜度が60度はあるであろうお宮までの坂を、太鼓を叩きながら登る「宮上がり」というものです。

地元の人やその親戚の方々が神輿を引っ張り、その裏に付けられた太鼓を叩きながら坂を登って行きます。上半身裸で汗まみれになり太鼓を叩く男達の姿には感動します。
 私も昔は叩いていたのですが、早く登りきって楽になりたいと思う反面、ここを登ってしまうと祭りが終わってしまうという寂しさが交差していたのを覚えています。

小さな村ですがみんなで作り上げてきた祭りだからこそ味わえる感覚だったのかも知れません。

 みなさんも地域の小さな祭りにも参加してみてください。

 

大高支店 吉崎 彰 (よしざき あきら)

 お祭りと言えば、子供のころ神輿を担いだり、多くの露店が立ち並ぶ中、ワクワクしながらビー玉やメンコなどを買ったことを今でも思い出します。

その中で40年以上前の小学生低学年の頃、“御神楽”という名前の祭りがありました。

記憶が断片的なので、祭りの詳細まではよく覚えていませんが、思い出せる範囲で紹介します。
 そのお祭は、神社の境内にある四角いステージの端に大人が5、6人座り、笛や尺八などを鳴らしているところに鬼が現れ、その鬼と宮司さんが格闘するのが見どころでした。

鬼たちが、見物している子供たちを睨みつけたり、赤ちゃんをさらおうとするのを、宮司さんが必死に守ろうとします。

鬼たちの顔の恐ろしさは、この世のものとは思えないほどで、子供だった当時はもちろんのこと、今でもその顔は鮮明に脳裏に焼き付いていて、思い出すたびに震え上がってしまいます。

日常で、自分がそのような顔をすることなく、少しでも笑顔でいられるようにしてゆきます。

 

春日井支店 岡田 幸雄 (おかだ ゆきお)

 私の地元のお祭りには、6月5日に熱田神宮で催される例祭(熱田まつり)があります。

催されるのが6月5日ということもあり、熱田まつりが近付くと「もうすぐ夏が来るなぁ〜」と感じていたことを思い出します。

本宮で神聖な祭儀がとり行われる中、境内では子供みこしや弓道、柔道、剣道、相撲などの武道大会や演芸、俳句、献書などの芸能大会が催されます。

夕刻からは東、西、南の各門に365個のちょうちんを半球状に組んだ「献灯まきわら」が並び、夜には花火が打ち上げられます。
 今は多治見に住んでいるため、祭りに行く機会はなくなりましたが、思い出して行きたくなりました。

来年の6月5日は木曜日、機会があれば行きたいと思います。


岡崎支店 横山 路代 (よこやま みちよ)

 私が生まれた日、病院の外はお祭りで賑わっていました。

父が駆けつけるのに、お祭りで道が混んでいて大変だったそうです。

そのお祭りは豊田市の挙母まつりで、挙母神社の境内には沢山の出店と8輌の山車が並びます。

山車には刺繍が施された豪華な布が掛けられていて、並んでいる山車を見るだけでも楽しめますが、街中を回っているいる時が一番の見所です。
 そしてなんといっても、上吹雪の量が凄いです。

山車の上から大量の上吹雪が華やかに舞い、近代的なビルが立ち並ぶ市街地を伝統的な山車が通る光景はまさに圧巻です。

山車は愛知県の有形民俗文化財に指定され、豊田市の指定文化財にもなっています。

 今年は10月19日(土)、20日(日)に行われます。是非見に行ってみてください。

 

四日市支店 石井 和秋 (いしい かずあき)

 松阪市の風物詩でもある、夏の祇園祭と冬の初午祭は私が小さい頃から楽しみにしているお祭りです。

祇園祭は夏休みに重なりますが、冬の初午祭は祭りの日が平日であれば、学校が休みになるため街へ出かけるのが楽しみでした。

露店や神輿が出て子供心に1日では足りない程に夢中になりました。
 成人した今でも祭りの時期になると時々思い出して松阪まで向かいます。

子供の頃のような露店への嬉しさはもうありませんが、祭り気分を味わい、松阪名物不二家の中華そばや有名なホルモン屋でお酒を飲みながら、昔話に花を咲かせることが恒例となっています。

生まれも育ちも三重県鈴鹿市ですが、松阪市が故郷かと思ってしまうくらいです。

 いつまでも祭りが存続していってほしいと願っています。

 

三好支店 小粥 由佳 (おがい ゆか)

 今回は、私の地元で開催されている「いいじゃん祭り」を紹介します。

毎年8月の終わりに道路を通行止めにして、幾つかのチームを編成し2時間に亘って踊り続けます。

そのお祭は、私が中学生の頃から始まりましたが、初参加は娘が小学生になってからのことでした。
 私が所属しているチームは8月に入ってから毎週のように練習があり、暑い中での練習では「手は右からだっけ?足はどっちからだっけ?」などと踊りを教えてくれる先生に聞きながら、チームが一つなってゆくのを肌で感じとると感動に似た氣持ちになります。
 祭りには審査があり色々な賞が用意されているのですが、私たちのチームは大賞に選ばれたことがないので、今年は是が非でも大賞を勝ち取りにゆきます。

ちなみに今年は8月24日に開催予定です。

毎年、暑い中での開催になりますが、魂を燃え尽くすぐらいの意氣込みで踊りますので、皆さんも時間をつくって是非見に来て下さい。

 

本 社 細井 佑有子 (ほそい ゆうこ)

 私の地元の愛知県新城市では、毎年10月中旬頃に石座神社祭という地区の小さな祭が行われます。

3つの地区が一緒に行なう祭で、私の地区では小学生くらいまでは爆竹を鳴らしながら家々を回り、1人が獅子舞をかぶって玄関で三回まわって口をパクパクさせておひねりを貰います。

中学2年生になると女子は神社で「浦安の舞」という神楽を舞うため、お祭りの1ヶ月前くらいから夜集まって公民館で地元の方に教えてもらいながら練習をします。
 祭当日は、3つの地区が山車を引いて太鼓を鳴らしたり、笛を吹きながら神社に集まります。

大きな祭のように露店は並びませんが、天狗の格好をして子供を泣かせたり、顔に模様を描いて着物を着た人が田んぼでぶつかりあって泥だらけになったり、由来も名称も分かりませんが、思い出に残るお祭りです。

 

車輌部 成田 一彦 (なりた かずひこ)

 祭りと言っても、色々な祭りがあります。

ど祭りや名古屋祭り、私の地元の氏神様の神事で行う例大祭などがあります。

その中で私の実家がある地区の氏神様のお祭りが、名古屋市南区本星崎町にある星宮社のお祭りです。

10月の第一土曜、日曜に行なわれ、国道一号線の笠寺インター出口付近で、田古屋、廻間、大道、町、本城、星宮の6町が参加し、神社に奉納する山車は名古屋形と言われています。

山車祭りと言えば、東区の古出来町や筒井町の山車も豪華で有名です。

それに似た山車が4輌とトラックの荷台に仮装した山車が2輌奉納されます。

 夜はちょうちんにろうそくの明かりがとても幻想的です。是非一度見に来てください。