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私は入社して15年以上が経ちますが、その間幾度となく大小さまざまな災害に直面しました。
地震、台風による豪雨や強風、霧、道路の凍結、火災や大事故による高速道路の通行止めなどが挙げられます。その中で一番怖かったことは、伊勢湾岸道の強風です。ウィング車に乗っていて強風が直接車体に当たり、ハンドルが強くとられて車線から半分くらいはみ出しました。
伊勢湾岸道は河川が海に流れ込んでいる高所に位置しているため、伊吹おろし等の特有の風の影響を受けやすく、普段から強い風が吹いている所です。
走行していた時怖くて、速度を50km/hに落とし、ハンドルを強く握っていないと車線をはみ出さずにいる事が出来ない程でした。
安全な速度は速度規制に示されている速度以下ですが、状況に応じて自分で判断した速度で走行しなければ、大事故に繋がります。
止まることも含め、考えて安全運転に努めましょう。 |
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私が台風の時に体験したこと、見たことについて書きたいと思います。
私は20年以上トラックでの配送業務をしていて、色々な状況の中で運転をしてきました。
その中で怖かったことは台風の影響で浸水し、道路と周りの田んぼとの境が分からない状況の中で走行したことです。
浸水した道を無理して走行した結果、ブレーキシューが濡れてブレーキが利かなくなり、何かにぶつからないと止まることが出来ない状態でした。
なんとか減速してサイドブレーキを引き、止めることが出来ましたが、本当に怖い思いをしました。
その他に台風の日に横からの突風に吹かれたトラックが横転しているのを見かけました。
無理をしたり、行けるだろうと思って走行すると、私と同じようなことが起きてしまうので、無理や思い込みをせず、氣を付けて業務に臨んでゆきましょう。
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私たちにとって一番身近な自然災害は台風と大雪だと思います。
台風で気を付けることは、商品の雨濡れはもちろんですが、山手にある道路はたとえ国道でもすぐに通行止めになってしまうので、こまめに情報収集した方が良いと思います。
また私の知人が片側2車線の道路を走行中に、強風で少し緩んでいた電線に気づかず、トラックの荷台に引っ掛けてしまったことがあります。
このように台風の時は普段と状況が全く変わるので、前後左右だけでなく上下にも氣を付けて走行する必要があります。
大雪の時も同様の注意が必要ですが、その他にチェーンが装備されているかサイズが合っているか確認することに加え、チェーンの装着の仕方を知っておかなればなりません。
私は以前、高速道路を走行中に大雪で通行止めになり、12時間以上止まっていたことがあります。
その時は、食事もとれず大変な思いをしたので、大雪などの日はパンなどの食事を多めに用意しておくと良いと思います。
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以前勤めていた会社から合わせると、20年近くトラックに乗車していますが、「怖い」と思った自然災害で思い当たるのは‘豪雨’です。
三重県の津市で納品を終え、次の納品先は同県東員町。
この2件の納品、移動時間を含めて45分ととても間に合わない厳しい配車でした。
そのため高速道路をかなりのスピードで走行していて、亀山から鈴鹿の区間で、バケツというよりも浴槽をひっくり返したような雨になり、ワイパーを高速にしても意味はなく、サイドの窓に目を向けても景色が見えず、速度計は100km/hをかなり超えていました。
安全よりも時間を最優先して自ら「怖い」思いと状況を作りだしていました。
自分の中にある材料から、まず何が大事なのかを考え、優先順位を間違えずに行動することの重要性を今回の原稿で再認識しました。
皆さんの中にも、安全に繋がる材料眠っていませんか?
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私が入社して2年目の冬、大雪で体験したことを紹介します。
朝はとても天気がよく、テレビやラジオでは雪が降るかもしれません程度の予報を聞き、支店を出発しました。
その日は6件の配送予定で、順調に5件終えて最後の1件を、刈谷から南区へ向かう時でした。急に雲が増え、あたりが真っ暗になりました。そして大粒の雪が降り出し、30分ほどで道路は一面真っ白になりました。
西中インターから23号線に乗っていたのですが、雪のため前に進めなくなり6時間23号線で停まっていました。
お客様と支店に連絡をし、慌てることはありませでしたが怖い思いをしました。
チェーンを取り付けて、支店に戻ったのは翌朝の3時頃でした。
支店の仲間も1/3くらいしか戻ってきていませんでした。
この体験で私が思ったことは、絶対に焦ったり、慌てないという事です。
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