黒川支店 副支店長 谷川  光史

 『祭り終え 明かり消えるも 浮く花火』

僕の田舎ではお盆前に神社のお祭りがあります。

子供達は夜になると境内で花火をして遊びましたが、遊び終わる頃には神社の明かりも消え寂しい氣持ちで帰路に着きます。そんな暗い夜道でなかなか消えない明かりがありました。

それは道端の草木や田んぼの稲穂の先のたくさんのホタルでした。

立ち止まり、前屈をして、股の間から逆さに見ると落ちることの無い線香花火のようでした。

 家に帰る2km程の道のりも楽しく、嬉しく、豊かな氣持ちで帰る事ができました。ホタルに感謝。

 

金山支店 浅野 順一

  『花火見に 浴衣姿の彼女連れ 鼻高々で かっぽする』

 20代後半の話ですが、いつもはジーパン姿しか見たことのなかった、当時付き合っていた彼女の浴衣姿にびっくり。

あまりの妖艶さにうれしくなり、他のカップルと見比べて「今日は私の彼女が一番美しい」と思って見せびらかしながら歩いた記憶があります。

 昔の話ですが・・・。

 

西春支店 坂野 孝治

 『あまざけや 昔日の古都 偲ばるる』

 平城遷都1300年の大極殿の前に佇み、いろいろな出来事に思いを巡らせ1300年の時空を楽しんだ時に詠んだ句です。
 江戸時代に流行した冷たい甘酒を飲みながら、1300年の間に起こった事変の当事者は、最善の策としてとった行動が必ずしも最善ではなかったことが多く見られる。

 業務をする私も、危険を避けるために最善の方法をとっているつもりだが、本当に最善なのだろうか?とも思ったりします。


港支店 佐藤 渡

 『目の前で 泳ぐ魚が 昼ご飯』

 毎年夏になると志摩へ海水浴に行きます。

ここの海水浴場では、お昼前になると魚の掴み取りが始まります。

漁師の人達が船で網を使って囲いを作り、準備が出来たら船から大量の魚を入れます。漁師さんの合図で皆一斉に魚を捕りに行きます。

「最初は子供達に捕らせてあげてねー」という漁師さんの声は、もう大人の耳には届いておらず、子供達を押しのけ必死に魚を捕る大人の姿があります。

 魚が捕れないと、その後のバーベキューの魚を大量に買わなければいけない現実と戦い、必死に魚を捕る光景が何故か毎年ひそかな楽しみだったりします。

 

犬山支店 松野 勝美

 『川泳ぎ 足もつけない 川の底』

 小学一年生のころ、学校のプールが建設中で入ることが出来ず、学校指定の河川へ泳ぎに行った時のことです。

川に足を入れた瞬間、ザリガニに足をはさまれ、慌てて川から上がるとヒルが足に・・・。

 それ以来、川底に足を付けることが出来ず、近くにいた友達にしがみついていました。

 

中川支店 横井 敏之

 『盆来たる しびれに込めた 正信偈』(正信偈=浄土真宗のお経の一つ)

 高校生ぐらいまで、我が家では盆時期になると朝夕仏壇の前に座り、祖母より「ご先祖様に対する供養」と言われ、家族が一緒にお経を読みました。

 その当時は、何が供養なのか?どうしてお経を読むことが大切なのかが分からず、朝夕の食事前に正座して足がしびれる時間を過ごすことが嫌でした。今は少しだけ供養することの大切さが分かり、あの頃を懐かしく感じます。今年ももうすぐお盆の時期を迎えます。

 今年は手を合わせて感謝の氣持ちを表します。

 

大高支店 関尾 尚行

 『阿波の国 思い出される 阿呆夏』

 20代の夏、徳島の友達に誘われ旅行に行った時のことです。

「今晩阿波踊りを案内するから」と言われ付いて行くと、彼は30〜40人からなる阿波踊りグループのリーダーでした。いきなり一緒に踊るぞと言われ、浴衣に着替え踊りの練習をして、その後彼のグループに混じり満員の観客の演舞場で踊りました。

 お客からは「へたくそ」「しっかり踊らんか」と怒鳴られ、逃げ出したかったのですが最後まで踊り通しました。

踊る阿呆に見る阿呆、やはり同じ阿呆なら踊らな損々、と阿呆になりきった、阿呆な夏でした。

 

岡崎支店 榊原  陽治

 『水の中 “秒速2mの” 夢を追い』

 小学校から高校までずっと水泳部だった私は、毎年夏は朝練、午後練、帰宅してからスイミングクラブ、そしてお風呂(笑)と一日10時間は水の中。1万メートル以上泳ぎ込む毎日。

学生時代もアルバイトで水泳指導の勉強をしながら、マスターズ水泳の日本記録(男子50m自由形・24秒7)の更新を目指して、指導で5〜6時間、練習に2時間。

 残念ながらベストタイムは25秒1止まりでしたが、“秒速2m”のスピード感をもう一度味わいたいです。でもあの練習は・・・もう無理です・・・。

 

春日井支店 永井 幹大

 『海、行った? 日焼けのわけは 部活です』

 夏休み一番の思い出は部活動です。

旅行でいろいろ連れて行ってもらった思い出もありますが、「この夏休みが勝負どころ」と一所懸命に取り組んだ中学時代の夏休みの部活動が思い出されます。

当時私は水泳部に所属をしていました。あまり速くない私は試合に出場する事を目標にがんばっていましたが、実力が足りず達成する事はできませんでした。

 でも目標に向かい一所懸命にがんばれた事は良い思い出です。

 

四日市支店 田川 課(はかる)

 『山を背に 自転車こぐ 茶畑道』

 子供のころ、5月上旬から茶刈りを手伝い、汗だくになってチョッキン、チョッキンと新茶を刈って、刈り取ったものをリヤカーに積んで、工場まで持っていきました。

2番茶は、7月上旬に刈り取りで、その時期はしっかり暑かったものでした。

いっぷくの時に食べる冷たいスイカは美味かったし、冷たいお茶やサイダーも良かったです。

 家族みんなが円形になって座りワイワイおしゃべりし合ったものです。

 

三好支店 宇藤  明

 『十五日 終戦の昼 暑かりき』
 昭和20年8月15日の昼、天皇陛下の放送があるとの事で、ラジオの前に集まりました。放送が終わると集まっていた大人達は泣き出したのですが、当時小学生だった私には何のことなのか理解ができませんでした。
 戦争終結という歴史の1ページに居た、忘れてはならない暑い暑い夏の日の追憶です。

 

車輌部 田上 ゆきみ

 『亡き父母の 墓前で凛と 君、感謝』

 お盆に墓参り目的で鹿児島に帰省するといつも思う事です。

亡き父母のお墓の前での主人の姿が美しいのです。お墓を真正面にじっと見て手を合わせて、父母への思い、反省を思い巡らせているのでしょう。
 偽りの無い氣持ちが、人の姿を美しいものにするのでしょうか。

 

本社 総務部 星野 一樹

 『よしやるぞ! 最初の勢い 何処へやら』

 ちょうど、お子さん達の夏休みの時期ですね。

夏休みと言えば、そう!宿題です。小学校、中学校、高校と休みに入ったばかりの頃は「今年こそ早く宿題を片付けるぞ」と意氣込むのですが、「プールへ行こう」の友達の誘いや、外から聞こえる蝉の声やカブトムシの誘惑に負け、朝から晩まで遊び呆け、結局宿題は後回しに・・・。

最後の3日間では間に合わず、親に怒られ、先生に怒られ、毎年毎年「やっておけば良かった」と後悔しました。

 でもやっぱり遊びの誘惑には勝てませんでした。

 

HOME  ▲topに戻る


   

黒川支店 辻井  健司

 夏は暑い!当たり前ですが、みなさんはどうやって温度を下げますか?

クーラーですか?扇風機ですか?

私は稲川淳二の怖い話のDVDを借りて来て、部屋を少し暗くして観ます。

 クーラーも普通につけ、アイス(ガリガリくん)を食べながら観ますが、途中で怖くなって止めます。そこでやっと楽しみが出てきます。

それは飼っている猫です。扇風機の下でお腹を丸出しにして寝ている可愛い猫のお腹に顔をうずめて、ぐりぐりすると不安な氣持ちがなくなり、とても温かくほっこりした氣持ちになります。

顔に毛がいっぱい付きますが、それもとても幸せです。

 夏は猫のお腹が無防備なのです。

 

金山支店 高橋 仁

 突然ですが、みなさんは八っ目ウナギという、ウナギの存在を知っていますか?

全国のどこでも見かけるかも知れませんが、私の地元、北海道札幌近郊の石狩川でも捕れるウナギの一種で、普通のウナギと比べると天と地ほどの差がある、身も皮も硬くとてもウナギとは思えないものです。

こ れを我が家では、圧力鍋で煮込んで食べていました。

この八っ目ウナギには、いろいろな効能があります。特に目の病に良いらしく、他にも滋養強壮など身体にとても良い食べ物です。

 みなさんも夏バテ氣味になったらぜひ一度味わって、体力を回復させてください。

 

西春支店 西川 明男

  私の夏の楽しみは、やはり食べ物です。

夏になると暑さのせいで食欲が落ち、体力の消耗も激しくなるのでしっかり食べるようにしています。暑いと冷たい食べ物を食べたくなりますが、私はあえて暑い夏に熱い鍋を食べるのが楽しみです。

友達と集まって熱いお鍋を食べるのは、苦しいですが楽しいです。汗をいっぱいかいてシャワーを浴びて寝る。
 「夏の楽しみ」は何?と聞かれて、これ位の楽しみで幸せを感じる私は本当に庶民だと思います。

 今年も暑い夏がやってきます。しっかり熱い鍋を食べて、しっかり汗をかいて、しっかり寝て、暑い夏を乗り越えます。


犬山支店 有安 秀樹

 家族とデパートに行った時のことです。

妻と子供達は、ゲームコーナーに遊びに行き、私は一人ベンチに腰掛け、休んでいました。

 その時、フッと三好支店の宮下さんの「人がたくさん居る中でも一人ひとり表情が違う。表情は人の心を映し出すもの」という言葉を思い出しました。

ボーッと人の表情を見ていたら、確かに人の表情は微妙に違い、疲れている人の表情を見て「もっと元氣をだせばいいのに」と感じました。

そして何氣に自分の顔を鏡で見たら、もっと疲れた顔をしていました。

これではいけないと早速元氣を出して、子供達がいるゲームコーナーへ戻りました。
 暑い夏がやってきますが、表情豊かに夏を楽しんでいきます。

 

本社 情報システム室 奥村 友和

 私にとって一番の夏の思い出は、大学3年の夏休みに元カノも含めたサークルの仲良しグループ6人で、「北海道一周10日間弾丸ツアー」と銘打ってドライブに行った事です。

車で茨城を出発し、下道で大間港まで行き、フェリーで苫小牧港まで行き、そこから反時計回りに北海道の縁を通って一周しました。

名所と呼ばれる所をほぼ制覇し、美味しい料理も満喫できました。

気候も快適で暑さを感じず、すきとおる空気と開けた視界の中でのドライブ。「最高!」という言葉では物足りません。

 旅行というと、つい計画を立ててしまいがちですが、無計画での旅行が断然お勧めです。

 冬の北海道SKIもお洒落でいいですが、夏の北海道は文句なしです。

IQ北海道!

 

大高支店 関屋 光徳

  夏の楽しみは、息子と2人で行くブラックバス釣りです。

バス釣りを始めたきっかけは、息子の「釣りがしたい!」の一言でした。

私が教えられる釣りは、昔やっていたバス釣りしかなかったからです。

夏休みに入ると仕事が休みの早朝は、近くの池や川に行きます。しばらくの間は釣果はなく、ただ暑い中で竿を振って時間が過ぎるだけでした。

 息子と釣りを始めてから最初に釣り上げたのは私でした。

すごく嬉しかったのですが、息子の悔しそうな顔を見たら、喜んでもいられませんでした。釣らせてあげたい一心で人に聞いたりして情報を集めました。

 息子が初めて釣った時は大きな声で「ヤッター!」と叫んで、喜んでいました。私の夏の楽しみは釣りではなく、息子の笑顔を見る事かもしれません。

 

中川支店 中島 弘幸

 僕の夏の楽しみといえば、家族で日光川サンビーチに行くことです。

ここ数年はシーズンに一回は行っています。家からも近く車で10分ほどです。
 我が家の作戦は、天気の良い日はとても混むプールなので、開場の30分以上前には現地に行き、開場と同時に入場して空いている時間から入ることです。嫁が朝早くから作ってくれたお弁当を食べて、ひと泳ぎして午後2時ごろには帰ります。

翌日の業務に遊びの疲れを残さないように。(本当は早く、ビールが飲みたいから?)
 子供は波の出るプールが大好きで、波の出る時間になると一目散にプールに行きます。

 大人も子供も楽しめるプールなので、みなさんも行ってみて下さい。

 

春日井支店 野道  誠治

  夏になっての楽しみは、野菜の成長です。

ただ、野菜の成長を楽しめるようになったのは、1、2年前からです。

以前は毎晩出てくる、きゅうりやトマトを嫌々食べていましたが、ある日パートナー社員の真鍋さんが漬けてくれたきゅうりがおいしくて、作り方を聞き、マネをして作り毎日食べるようになりました。

 調理は簡単で @きゅうりを乱切りにする A塩を軽くまぶして20分くらい置く Bごま油、粉末だし、しょうゆ少々でだし汁を作り、乱切りしたきゅうりを漬け込む。 20分ぐらいしたらもうOKです。
 簡単に作れてビールのおつまみに最適です。ぜひ、試してみて下さい。

 

岡崎支店 深津 清一

 私の夏の楽しみ、過ごし方は普段なかなか休みが合わないために子供と過ごせないので、とにかく夏休みの間だけは一緒にいることです。

朝早く起きてクワガタとり、それからプールに行き、一日中泳いで(遊んで)夕方に家に戻り、食事を一緒にとって、さらに夜は夜でカブトムシとりに出かけます。

 このように一日中一緒に遊ぶこと(もしかしたら、遊んでもらっているのは私の方かも知れませんが・・・)です。

 今小学4年生の子供と、いつまで一緒に遊べるのか分かりませんが、今は私の体力が続く限り(本当はもう限界に近いのですが)一緒に遊ぶことが私の夏の楽しみであり、過ごし方です。

 

三好支店 井上 卓郎

 私の夏の楽しみ方は、年に一度、夏に開かれる大バーベキュー大会です。普段なかなか集まることの出来ない仲間達と、前夜祭を含め、毎年大盛り上がりの行事です。
 総勢20名ほどで、川辺でバーベキューをして、スイカ割りなど一般的にみんながするバーベキューとなんら変わりはありませんが、年に一度なかなか会うことができない仲間と過ごす夏の日が私の夏の一番の楽しみです。

 

四日市支店 磯部  寛

 夏の楽しみといえば、やはり何といっても「ビールと枝豆!!」これに限ります。
 暑い中仕事を精一杯頑張って、疲れて家に帰ってもビールを「きゅーっ」と飲めば復活します。そして最近は2人の娘達がお酌することを覚えて、代わる代わるコップにビールを注いでくれます。これでさらに美味しくなり、(あれ?そういえば嫁からは・・・)今日一日の疲れも吹っ飛び明日への活力になります。
 まだまだこれから夏本番!暑い日が続きますが、体調管理に氣を付けて無事故で乗り切りましょう。
 夏はやっぱり「発泡酒と枝豆!!」・・・ん?

 

車輌部 山田 季良

 私の夏の楽しみは、休日前の夜にドライブに行くことです。

事前に行き先は決めずに、車に乗り込んでから目的地を決め、行った先でそこのおいしいものを食べて帰ってきます。

でもまだ、これだ!と思えるようなおいしいものには出会っていないので、これからも目的地を決めないドライブを楽しみたいと思います。

また、事前に目的地が決まっているドライブもあります。

それは福井県の永平寺です。

10年前に亡くなったお袋の供養に、夏だけでなく毎月行っています。

 季節ごとの景色を楽しみながら、道中においしいそばを食べるのが楽しみです。

 

支店 辻 祐樹

  毎年夏になると実家の篠島へ家族で帰省します。

5歳になる長男が、海を怖がってなかなか海に入ることが出来ませんでした。海育ちの父親の息子が海を怖がるとは何たることかと、刺身が苦手な自分のことは棚に上げ、何とか海嫌いを克服させようと毎年海に連れて行っていたのですが、2年前までは泣くは逃げるわで、足をつけることさえ出来ませんでした。

その息子が昨年、楽しそうに海に入って行きました。何がきっかけなのかは分かりませんが、息子の成長に目頭が熱くなりました。

 いつまで親と一緒に海に行ってくれるのかは分かりませんが、今しかないこの時間を大切にして行き、私も学んで成長していきます。

 
 
 

 


HOME  頁トップに戻る