黒川支店 三品  源成(もとなり)

 『 急がば回れ 』

 若い頃友人とバイクツーリングに出かけました。

その日も順調に楽しく過ごし、帰りのコースを最短距離の峠道に決め、走っていました。しばらく走っていると道はどんどん狭くなり「この先車両通行止め」の看板が!!しかし引き返す時間もないし、バイクなら何とか通れるだろうと私達は走り続けました。

路面には山水が流れており、獣道に近い状態が続きました。

無事に峠道を越え帰宅しましたが、時間は予定よりかなり遅くなり、とても疲れた一日でした。

あとで聞いた話では、その道は悪天候による通行止めが多く、普段は車の通行もない国道でした。

 多少遠回りでも安全な道を行く方が、結局は早く着くという事を教訓に普段の業務も時間や手間を省く事より安全で確実な運転、作業を心掛けて行きます。

 

金山支店 藤目 恭也

  『 雨降って地固まる 』

 今から3年前の文化祭でシナリオを任され、試行錯誤しながら一所懸命完成させたのを、今でも思い出します。

 私なりに「想い」があり絶対にグランプリを取りたいと意氣込んでいました。

練習にも力が入りみんなもセリフを覚えてくれましたが、文化祭まであと一週間とせまった練習で、主役の佐藤整安全委員が全くセリフを覚えていない状態ということが発覚し、私は怒って「主役を代える」と言ってしまいました。

しかし彼も主役に対して「想い」があった為、怒ってケンカになってしまいました。松下安全委員が仲裁に入ってくれなければ、本当にどうなっていたか分かりません。

でもその後は、見違えるように彼の主役ぶりが良くなり、結果グリーンリボン賞とグランプリが獲れ最高の形で終える事が出来ました。

 まさに「雨降って地固まる」でした。

 

西春支店 浮海 功

 『 為せば成る、為さねば成らぬ、何事も 』

 私は忍耐力に欠けているのかな・・・?と思う事があります。

いろいろな事に挑戦しても、中途半端に終わってしまう事が大半で、やり遂げたという達成感を味わった事があまりありません。

 こんな私の、今最大の目標は近日中にタバコの値上げがあるので、それを機に「禁煙」するということです。

過去に何度となく挑戦しましたが、いつも挫折の繰り返しでした。

でも以前は毎晩のようにしていた晩酌も止めることが出来たので、タバコも止めることが出来るのではないかと思い、値上げを機に禁煙を実行しようと決意しています。

実行するまでにはまだ時間がありますが「為せば成る精神」で頑張ります。


港支店 柘植 正紀

 『 一期一会 』

 大宝に入社して16年になります。

私が運行管理者として仕事をさせて頂いた最初の年末に、業務中の被害事故で大切な大先輩を失いました。

 突然の出来事と大きな悲しみの中で、私が一生大事にしようと思ったのは「一期一会」という言葉と精神です。

 それまでの私は人との出会いや縁を当たり前にあるものと思い、何に対しても真剣になれず、いつも後悔することを繰り返してきました。

「一期一会」の言葉の意味を、「今この瞬間は一生にただ一度だけのもの、だから時間の経過の一瞬一瞬や人との縁や接点を大切にして行こう」「自分の周りに意味のないものはない」と感じるようになりました。

 変化の大きい日常の中で身に付けることはなかなか出来ませんが、人生の大先輩に教えて頂いた言葉を一生かけて身に付ける努力をし、大切にしていきます。

 

犬山支店 柴田 孝行

 『 酒は十の徳あり 』

 昔から酒は百薬の長とも言われ、延命長寿をもたらし、寒さを凌ぐのに用いられ、推参に便あり(手土産にするのに良い)、苦労を癒し、ストレス解消など、他にも多くの徳があり、ルールを守って飲めば悪いものではありません。ですが、最近では飲酒運転による重大事故の影響で新聞、ラジオ、テレビで酒がすべて悪のように報道されているのをよく目にします。
 乗務職員として毎日車に乗って働いている以上は、飲むなら乗らない、乗るなら飲まない、次の日に残るような飲み方はしませんが、社会人としてお酒のルールをしっかり守って楽しんでいきます。

 

中川支店 井口 正宏

 『 笑う門には福来たる 』

 私がこの諺を知ったのは小学生の頃だったと思います。

地元の神社でおみくじを引いた時に書いてあった言葉で、どうしてなのかは分かりませんが、すごく記憶に残っています。

とにかく笑っていれば福(良いこと)が来てくれるんだと思い、ひたすら笑っていました。実際に福が来てくれたかは分かりませんが、笑顔や笑い声ほど人を引き付けるものはないと思っています。

 中川支店の中にも、笑顔と笑い声が魅力的な人がいて、私もその人に近づけるように頑張りたいと思っています。

 また、笑う門の門というのは、一族、家族という意味があるそうです。

自分だけ笑うのではなく、家族全員で笑い合えるようにもしていきたいです。

 

大高支店 中山 文枝

 『 ものは考えよう 』

 「もの事は考え方次第で良くも悪くも解釈できる」
 私の両親は昭和初期生まれという事もあり、私が物心付いた頃には諺を例えにいろいろと教えてくれました。

 小学校中学年の頃、諺辞典を買ってもらい、改めていろいろな諺の意味を理解しました。今も何か事がある度に諺をあてはめて考えています。

 最近の出来事ですが、業務でミスをして反省文を書くことになりました。

一瞬「本当は隠しておきたいのに・・・面倒くさいな・・・」と頭の中をよぎりましたが、「ものは考えよう」と思い直しました。

反省文を書くことでその時の行動、氣持ちを振り返ることができ、なぜミスをしたのかを再度確認することが出来ます。

 そう思うと反省文に対しても、素直に真剣に向き合うことが出来ました。

 

岡崎支店 大河内 正義

 『 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥 』

 この諺を始めて聞いたのは、そろばん塾に通っていた小学3年生の頃、塾の先生から言われた言葉です。

「知らないことや分からないことを聞くことは恥じゃないんだよ。

それよりも知ったふりをして答えられなかったり、間違ったことを言うことのほうが恥ずかしいことだよ」と教えてもらいました。
 しかしある時、他の子が分からないと先生に聞いたら「そんなことも分からんのか」と先生が怒っているのを見て、楽しかった塾もそれからは行きたくなくなったことを思い出します。

 

春日井支店 永井 幹大

 『 泥棒を見てて縄をなう 』

 教訓というほどのものではないのですが、クイズ番組でこの諺を聞いた時に面白いし、私に当てはまる諺だと感じました。

アルバイト社員として働いていた時の私は、とにかく入荷した荷物を検品して、格納するスペースへ移動をするという作業を早く行なうことが恰好いいと思い、ただがむしゃらに入荷作業をしていました。

 ある日、先輩と一緒に作業をする機会があり、段取りの良さに驚きました。入出荷の予定や、月の物量の波動、そして季節の変わり目などを把握して入出荷業務をしているのを見て、段取りの大切さを感じました。

 つい目先のことで行動をしてしまう私ですが、もっと考えて行動できるようにしていきます。

 

四日市支店 近藤 勝彦

 『 塵も積もれば山となる 』

 子供の頃、お小遣いを少しずつ貯金箱に入れていました。

その時はこの諺を意識していた訳ではなく、単純にお金を貯めるのが面白かっただけですが、貯金箱を開けた時の想像以上の金額にビックリして、とても嬉しかったことを思い出します。

 今でも嫌な事、面倒な事に直面した時はその時の事を思い出し、些細な事でも目の前の事を真面目にコツコツとやっていれば、後々必ず喜びとなって返ってくると信じて日々過ごしています。

 そして、そうすることによって私自身の徳も積まれていけば幸いかと思っています。

 

三好支店 中山 治昭

 『 三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順う、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず 』
 十五歳で学問の道を志した孔子が、人生を振り返って総括してみせた言葉です。

「三十歳で自分の立場ができた。四十歳で自分の方向に確信を持った。五十歳で天から与えられた使命を自覚した。六十歳で誰の意見にも素直に耳を傾けられるようになった。そして七十歳になると、自分を抑える努力をしなくても調和が保てる自在な境地に達した。」という内容のものです。

30代から現在に至るまで「論語」を座右の銘としてきました。

 人生はさまざまですが、残りの半生は是非ともこの論語のような境地に達したいものです。

 

車輌部 三瀬 敦史

 『 世の中で一番悲しいのは、嘘をつく事です 』

 私の教訓は、福沢諭吉の「七つの心訓」です。

この七つの心訓を深く考えながら読むと、どれもとても素晴らしいことが書かれています。
 今回は、その中の「世の中で一番悲しいのは、嘘をつく事です」について私が体験したことです。

昔の話ですが、人からあることを聞かれた時に、適当なことを言っていたら、嘘つきと言われたことがありました。

そこで思ったことは、適当なことばかり言っていると信用されなくなり、自分にとってとても悲しいことになるということです。

 そのことがあって以来、特にこの言葉を教訓にしています。

 

本 社 細井 佑有子

 『 苦しい時の神頼み 』

 例えがあまり上品ではありませんが、激しい腹痛に襲われた時「あぁ神様、どうにかしてください」と思った事ありませんか?

先日、母と行った人形美術館で「苦しい時の神頼み」という題の人形劇を観ました。
 いつもは全く神様や仏様を信じていなくても、自分でどうすることもできない時にだけ、助けを求めるなんて調子が良いと思いますが、誰もが頭の隅では神様や仏様のような存在を信じているのかもしれないと感じていました。

 現在私は大学4年生、卒業論文で宗教について調べるきっかけになったのも、このような体験から興味を持ったからです。
 今年の4月からアルバイト社員としてお世話になっています。

まだ支店の方の顔や名前が分からないので、日々の業務や大宝の行事を通してたくさんの方と知り合いたいです。これからもよろしくお願いします。

 

 

 


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