どうも辺りが暗い。
新聞やニュースを観ても明るい話題を探すのに苦労をする。スポーツ蘭、コラム欄、運勢ぐらいだろうか。
暗い、否定的、ネガティブな情報に触れ、怒りを覚え、このような事が毎日繰り返されれば心は疲弊してゆく。ネガティブ感情は無意識でも伝染する。
「何でもない様なことが幸せだったと思う」昔流行った歌の歌詞だが、中々、そう思うには修行がいる。
先日、とあることがきっかけで知り合った方がいる。
話を聞くと、急性白血病を患い社会復帰を遂げたという。
「一度はあきらめた命であったが救われた。後悔しないように楽しんで生きる」その言葉に、胸が詰まり言葉が出てこなかった。
何でもない様な話で笑い、感動、涙する姿は、本当にキラキラと美しく眩しかった。
一期一会とは思いたくない。
元氣でいて欲しいという祈りを込めて、また会う約束をして別れた。
その後、「命は有限」という当たり前の事を無意識でいる恥ずかしい自分に氣づく。
日常の中の「当たり前」を当たり前とし、目覚め、氣づくことも無ければ、当たり前のことも見失い、怠惰な自分となり心は潤いを無くし萎んでゆく。
改めて、日常の当たり前について、学び考え意識してみよう。
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