すぽっとらいと

2024年5月

夢志記

「 襟を正す 」

名南支店支店長 岡戸 孝憲


 新年度を迎え、新たな役割を頂いた。

これまでに幾度も異動を経験しているが、都度、新たな職場での人間関係の構築、業務知識の習得など自身が置かれる環境に対して身構え、肩肘張って勤務していた事を思い出す。

今回、名南支店の配属となったが、32年前に乗務職員として入社した中川支店と、港支店を統合した支店に配属された事に不思議な縁を感じてやまない。

大宝の良さ、面白さは数多くあるが、その一つに社内での垣根が低く、社員同士の距離が近い事が挙げられる。その良い雰囲氣に身を置くだけではいけない。

委ねられている役割を遂行してゆく為に、自身の怠け心や見栄、欲の強さを認識し、「自身と闘いながら自らを律し、襟を正さねば個人も組織も衰退の一途を辿る」。と強く意識する事が必要だ。

今回頂いた役割は、これまでに学んだ事を大きな舞台での実践を通じて、更に自身を変化させてゆけという訓示であると受け止めている。

この春から「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準(改善基準告示)
が改正され、環境はより一層厳しくなった。

一つひとつの課題に対し、真摯に向き合い、解決に向け楽しみながら行動する事で自分自身を変化させ続けてゆく。


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