運輸部門 「座学」

各支店1名ずつで構成された小グループをつくり、過去の事故事例をもとに、どうしたらバック事故を無くすことが出来るか話し合いました。

  

四日市支店 竹口 智巳 (たけぐち ともみ)

 今回の座学にて、初めて他支店の方との意見交換を経験し、自分の考え方と違う意見を聞くことが出来て、とても参考になりました。

 今回ディスカッションの内容として取り上げた事故事例のあった支店の方も参画されていて、事故速報だけではわからなかった当時の状況も聞くことが出来て良かったです。

今後は、同じような状況になったら自分はどう行動するか、よく考え、真剣に安全活動を行ってゆきたいと思いました。


 

名南支店 鮫島 昭人 (さめじま あきひと)

 今回の研修に参画し、他支店の方々の色々な意見を聞くことが出来て良かったです。2件の事故事例をもとにグループで話し合いを行ったのですが、「自分だったらこういう行動をすれば事故は防ぐことが出来た」と答えを出したつもりでも、他の方の話を聞くと他の方法や考え方があることに氣づきました。

自分一人では限られた視野でしか物事を見られないので、こうして他の方の意見を知ることが出来、大変勉強になりました。


運輸部門 「点検」

普段使用している車輌の不具合にいち早く氣付き、正しい処置が出来るよう、車輌部 久保田係長を講師に迎え、点検の基礎を学びました。

 

金山支店 木村 将吾 (きむら しょうご)

 今回はバッテリー、ホイールナット、セルモーターについて学びました。

その中でもバッテリーの繋ぎ方に関しては、車輌に乗る皆さんならば正しい繋ぎ方をご存じだとは思います。

 しかし、いざという時には、人間は忘れてしまう生き物です。普段行わない事を、いざという時に使いこなすには、物流フェスティバルや日常点検などを通して、日々学ぶ姿勢が大切なのだと氣づかされました。

また、点検を含めた準備と確認を事前にしっかり行う事が安全確保に繋がり、氣持ちの部分でも余裕が生まれ、安心してハンドルを握ることが出来ます。

事故も故障も事前の準備で防ぐことが出来るのだと学びました。

 自分の知識としてだけでなく、学んだことを周囲に伝え、支店全体で路上事故ゼロを継続させてゆきます。


 

岡崎支店 鈴木 雅彦 (すずき まさひこ)

 大宝運輸に入社してから2ヶ月が過ぎ、まだまだ勉強する事ばかりですが、今回の物流フェスティバルでは、日頃から先輩社員の皆さんに指導して頂いていることを思い出しながら取り組みました。バック時は特に注意し左右後方確認をバックミラーで行おうとしましたが、カバーがされていて焦ってしまいました。

しかし、一旦下車して後方に物がない事を確認し、次の動作に移る判断が出来ました。

 点検部門ではブースターの接続順序やターミナルへの繋ぎ方、また、実際にキャビンを上げてセルモーターの位置確認を行い、日常点検でのポイントも教えて頂きました。

 今回学んだことを活かし、基本動作をしっかり守り、慌てず、絶対に事故を起こさないという強い氣持ちで、今後も業務に取り組んでゆきます。


運輸部門 「走行」

バック事故が連続して発生している現状を打破するべく、様々なシチュエーションを設けながらバック時の基本動作を確認しました。

 

金山支店 藤目 恭也 (ふじめ やすなり)

 今回の走行の課題はバックに重きを置かれていて、コース別に氣を付けなければならないポイントが違っていました。

バックする際は駐車位置に対して車体をまっすぐにしなければならないのに、斜めから侵入してみたり、窓を開けて確認しなかったり、ハザードランプを出さなかったりと、様々なクセを持つ方がたくさんいました。

 普段から基本操作を意識してバックできているのか、違いの出てくる時間となりました。

事故を起こしたくないと誰もが思っているのに、「面倒くさい」と自分の都合を優先させ、基本を忘れてしまっていることに氣づかされました。

日々の業務の中で基本を取り戻す為、しっかりと意識を継続させてゆきます。


車輌点検 「点検」

普段使用している車輌の点検整備を迅速に確実に行えるよう、今年は8トン、10トン車も加えて行われました。

  

春日井支店 石田 勝枝 (いしだ かつえ)

 大宝運輸に入社して初めて物流フェスティバルに参画させて頂きました。

フェスティバルに向けて練習をしてゆく中で、車輌の各箇所の正しい見方、点検方法を知ることが出来ました。

また、当日では一番多い故障はバッテリー上がりだと知り、路上故障を起こさない為にも、日々の点検が大切だと改めて思いました。

 正直、車の整備に関して知識のない私でしたが、今回参画させて頂いたことで、車輌点検は毎日安全に運行する為には欠かせないものだということに氣づき、良い勉強になりました。

 今後は忘れずに日常点検を行い、車輌を大切にしてゆきます。


 

犬山支店 松山 利明 (まつやま としあき)

 今回の物流フェスティバルに参画し、点検のやり方が他の人と自分では違うところがあるということに氣づきました。

 私は点検箇所を指差し呼称で確認するのですが、しっかりと手で触って確認している方も居て、自分はまだしっかりとした点検が出来ていないという事実を目の当たりにしました。また、点検で使用した車輌はいつも使用している車輌と違ったため、一部点検する箇所が違い、少し戸惑いましたが、出来る限りの点検を行いました。

 今後も物流フェスティバルで学んだことを忘れず、しっかり日常点検を行ってゆきます。


 

西春支店 伊藤 和也 (いとう かずや)

 今回は入社して2度目の物流フェスティバルで、先回とは違って車輌知識を深める講義に参画しました。
 前半と後半に分かれていて、前半は、車輌部の方の指導の下、点検作業を行いました。日頃の車両点検とは違い、事前に点検項目を教えてもらい、試験感覚で点検を行いました。普段やっている事でも、難しく感じました。日常点検で防ぐことの出来る故障もあると思うので、今後は自分自身、そして他の人の命、会社の財産を守る為にも、しっかりと意識して点検を行います。

 後半の座学では、チェックランプの種類と、ランプ点灯時の対処方法について教えて頂きました。いざチェックランプが着いた時には、どのような異常なのか速やかに判断し、正しく対処出来るようにします。

 今回、車輌について学んだことを活かし、路上での故障防止に努めていきます。


 

三好支店 東海林 康弘 (しょうじ やすひろ)

 今回初めて物流フェスティバルに参画したのですが、他支店の方の点検の速さに驚きました。私も実際に行いましたが、点検ポイントを見るのが遅く、時間切れで終わってしまいました。

 時間内に終わらせることが出来なかったのは、日常点検で見るべきポイントをしっかり把握できていないまま行っていたからだと思います。

 これからは、日頃の点検で見るべきポイントをしっかり確認し、リズムよく行えるようにしてゆきたいです。

 また、物流フェスティバルで学んだ車輌の知識を活かし、車輌を少しでも大切にしてゆけたら良いなと思っています。


車輌点検 「座学」

 整備管理者と車輌部の皆さんを講師に迎え、各自が持ち寄った車輌の取扱説明書を見ながら、車輌の基礎知識を深めました。

 

名南支店 伊藤 貴代司 (いとう きよし)

 車輌点検部門の座学では、今回警告灯のランプについて勉強させてもらいました。

知っている警告ランプと知らない警告ランプがあり、しっかり覚えようと思いました。

それぞれの警告ランプが着いた時の処置の仕方も教えていただき、大変有意義な時間になりました。
 また、クラッチが滑っている時の臭いも体験させてもらったのですが、大変臭く、氣をつけなければならないと思いました。
 今回学んだことを活かし、今後も警告ランプが着かないよう、そして車輌部の皆さんにご迷惑を掛けないよう、日頃の点検・整備をしっかり行い、安全運転に徹します。


 

犬山支店 光村 光弘 (みつむら みつひろ)

 参画してまず初めに思ったことは、自分が車輌に対して全く無知だったことです。
色々な警告灯がある中で、この警告灯は何を意味しているのかと問われ、見た事はあるけれど何を意味しているのか、どういう対処が必要なのか等、取扱説明書を見るまで全くわかりませんでした。
 また、臭いでも異常を察知できるということも学ばせてもらいました。
 今後、今回学んだことを意識して、臭いや液漏れ、異音などの予兆を見逃さないようにし、車輌トラブルを最小限に留めることを意識してやってゆきたいと思います。



倉庫部門

倉庫内作業での労災事故や商品事故が再発防止のため、各支店の倉庫の危険個所について、グループで話し合い、対策を考えました。

 

西春支店 ゴ テンホウ

 今回、皆で話し合う中で、日常の業務で氣を付けるべき点が見えてきました。

 @商品を補充する時、踏み台としてビールケースを使用していたが、不安定で転倒の恐れがあるのでやめるべき

 A通路に商品を置きっぱなしにすると、道幅を狭くする上、つまずきやすくなるので危険

 B倉庫内の駐車線が薄くなっている箇所があるが、時間帯(光の具合)によっては見えなくなる恐れがある 等、すぐに改善すべき点が多く見つかりました。

これらの点について具体的な対策を講じる事は勿論ですが、同時に倉庫で作業をする人全員の安全意識を高めていくことが必要です。

安全をつくり出すことはこれからも大きな課題であり、テーマです。

 環境の安全を確保する為には、まずは自分自身が健康であることが基本です。

健康なくして安全なし、安全なくして人生なし、安全なくして企業存続なしと考え、自分もそこに貢献出来るよう、自己管理と安全活動に努めます。


 

三好支店 加藤 久往 (かとう ひさお)

 今回初めて物流フェスティバルに参画し、学びと氣づきが多くありました。

その中で、日常の業務では考える事が無いような目線を意識しました。

自支店の庫内を見直してみると、身近に沢山の危険が潜んでいることに驚愕しました。

自分自身では常日頃から、作業にあたる際は安全第一を念頭に置き、視野を最大限に拡げているつもりでした。しかし、他支店の事例の説明を受け、今のままでは安全の確保には不十分だということに氣づきました。

 これから私が実践しなければならないことは、「もしかしたらこんなことがあるかもしれない」とあらゆる危険を考えてみることです。

 作業中も常に疑念を持ち、隠れた危険を見つけ、庫内の安全を守る為に、感じたことを発信・実践してゆきます。


 

大高支店 内田 勇治 (うちだ ゆうじ)

 今回は事前に運営の方が各支店の倉庫を回り、労災に結び付く危険が潜んでいると思われる箇所を撮影し、それを元に7〜8人のグループでディスカッションを行いました。

「どのような危険性があるか」「そのリスクはどれくらいか」「リスクを低減する為の改善案はあるか」などについて、他支店のメンバーから様々な視点から見た意見が飛び交いました。

 リフトや台車が行き交う中、すぐ横では作業をしている人が沢山いるという状況は確かに危険と隣り合わせですが、小さなことでも“それなら出来る!”という対策もあります。

 例えば掃除道具の片付け方を工夫する、カラーコーンを設置して作業スペースを確保する、無駄な段ボールは放置しない等、今すぐ出来る事は後回しにせず行うことが大切です。それを一部の人だけでなく、全員に浸透するよう、働きかけたいと思います。
 私は四日市支店をモデルに参画しましたが、大高支店にも出来ることがあると氣づきました。今行っている声掛け(通ります、先に行きます等)を継続し、庫内のコミュニケーションを高めます。

また、出来ない発想はしない、どうすれば出来るのかを常に考えます。


健康管理 「保健師指導」

毎年実施される健診の結果から、項目別に生活習慣を見直すポイントを保健師の方に教えて頂き、生活習慣病を予防する意識を高めました。

 

岡崎支店 舟木 義郎 (ふなき よしろう)

 今回、保健師の方からお話を頂き、日々の生活の中で、食生活や運動が大切だと改めて感じました。

「不摂生を続けていればいつか病気になる」頭ではわかっていてもなかなか生活習慣を改善することが出来ません。

自分たちの仕事は、乗務中に病気を発症してしまうと、取り返しのつかない重大な事故を引き起こしかねないものです。そのリスクを下げる為にも、まずは食生活習慣の改善と、運動する習慣をつける事が必要です。

 すべてのことをやろうとすると三日坊主で終わってしまうと思うので、まずは継続できるものを見つけ、少しずつでも生活習慣の改善を心掛けてゆきます。


健康管理 「応急手当」

救急救命が必要な場面で何をしたら良いか、AEDの使い方や心臓マッサージの具体的な方法を映像から学びました。

 

大高支店 今林 稔 (いまばやし みのる)

 今回の講義に参画し、AEDの必要性と正しい使い方を教えて頂きました。

皆さんも色々な場所や場面でAEDを目にすることがあると思いますが、使い方をご存知でしょうか。

私自身もどのように使用するのか、曖昧な所がありました。しかし使い方を正しく知る事で家庭や仲間、そして多くの人の命を助けることが出来ます。
1.一番に手当ての必要な人の反応を確認する
2.大きな声で人を呼び、119番通報とAEDを持ってきてもらうよう依頼する
3.呼吸が無い場合は胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行う。その際、胸の中心を強く約5p程沈むまで、1分間に100回くらいのテンポで絶え間なく続ける
4.AEDが手元に来たら電源を入れ、音声や表示の指示に従う。反応があるまで、指示に従って繰り返し処置を行う。
 今回学んだことを、多くの人に知って頂き、いざというときに活用してほしいと強く思います。


 

春日井支店 森井 達彦 (もりい たつひこ)

 目の前で知人でも見知らぬ人でも、意識を無くして急に倒れてしまった場合に、自分は何が出来るのだろうか?

AEDや心臓マッサージを単語としては知っていましたが、今回の講習を受けてみて、自分の中で形になった様に感じます。
 今回は特に、“救命の連鎖”という言葉が印象に残りました。

それは「心停止の予防」「心停止の早期認識と通報」「一次救命処置」「二次救命処置と心拍再開後の集中治療」をそれぞれ4つの鎖の輪に例え、これらの鎖が迅速に途切れることなく連鎖されることで救命率が向上するというものです。

 自分も今回の講習で学んだことを身に付け、いざというときに鎖を繋ぐ1人になれたらと思います。


 

四日市支店 江川 仁人 (えがわ まさひと)

 以前の物流フェスティバルでも、実際にAEDの実技とマウスピースを使用した心肺蘇生を行いましたので、今回は記憶を呼び起こす機会になりました。

しかし、AED1つをとっても様々な所に設置されているはずなのに記憶にはなく、自分たちの職場に設置されている数も決して多くはないというのが現状です。

 実際に人が倒れていても、必要性の判断を下せるのかどうか、不安やためらいもあります。しかし、人を救うためには技術と知識以上に勇氣が必要だと思います。

もしもそういった場面でためらえば、処置を行わなかった事への後悔の方がずっと辛く大きく残ると思います。

 我々は所詮素人で、その場で出来る事はあくまでも応急処置ですが、一刻も早い救急への通報と応急処置が、その後の救命率を高めます。