親に100パーセント依存しながら反発したり、素直になれずに顔を合わせるとケンカばかり…。そのような親子は沢山いるのではないでしょうか。
　犬山支店の今井鉄博さん（40歳）もその一人でした。

子供の頃からお父さんに礼儀作法などを厳しく教えられ、時には竹刀で叩かれたこともあったそうです。「なんで、そこまでする！」と反発して、父親を避けてばかりいた今井さん。結婚してからも孫の顔を見せようと思っても、顔を合わせるとケンカばかりなので、「やっぱり、だめだ」と諦めていました。
　そんな、今井さんは社内の勉強会で自分の人生を振り返ったり、親のことを考えるようになり、ご両親の有り難さを実感されました。

「今度の父の日には、ちゃんと礼を言って来い」と伊藤専務に背中を押され、6月20日に久しぶりにお父さんの所へ…。
「なんともないや」と思い出かけたものの、駐車場に着いた途端、心臓がパクパク鳴り始めたそうです。

やっとの思いで「父さんありがとう。今までごめん…」
それを聞いたお父さんが一言、「人生いろいろ有る。」
聞くだけで心が温まる話ですが、その後「何だか胸がスッとした！」と明るい笑顔でパワー全開の今井さん。自分を成長させるための勉強と支店を良くするための活動に力を発揮しています。
　よかったですね。