すぽっと らいと   9月

 

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9月10日は

大宝の設立記念日

創業者 小笠原冨次郎さん


 大正9年10月、先代社長小笠原富治郎氏が愛知県幡豆郡一色町の西尾鉄道鰍フ一色口駅前において「一色運送店」を開業。鉄道便取扱運送店として、大宝運輸の前身が産声を上げました。これが当社の創業です。

 その後、トラック輸送の将来性に着目し、昭和7年10月に自動車輸送部を分離独立させ、その本拠地を中区丸の内に移し、椛蝠運輸社を設立し、定期輸送便を開始しました。今も一色町にある「大宝橋」が社名の由来です。 

 名古屋を起点として路線免許を取得し、営業規模並びに保有台数において、当時東海地区最大の地位を占めるにいたりました。ところが昭和16年10月戦時企業合同令により、日本通運に統合されました。

 終戦後、また新たに名古屋市中区袋町に椛蝠運輸社を再興し、トラック定期便の運送取扱事業を開始しました。そして、小型貨物自動車運送事業の発展を見越し、昭和26年9月19日同所に中央急配鰍設立し、現在の原型となる事業を開始しました。こうして当社が設立されました。社名を大宝運輸鰍ノ変更したのは昭和39年8月のことです。

 創業以来84年、設立以来53年続いている歴史の重み、先人の方々の思いを受け止め、自分にとっての存在意義と今後の生き方、働き方について考える日にしてゆきましょう。


昭和37年1月、名古屋市中区金山付近の写真です。

旧国鉄時代にやっと高架されたJR中央線(名古屋大曽根間9.9キロ)

当時はまだ単線運行で、蒸気機関車が煙を吐いて走っていました。

左下に写っているのが当社、大宝運輸です。前に止まっているトラックに時代を感じます。


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