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入社当時、何をやっても「おもしろい」「あの人はいい人」を連発していた私は、上司に理由を尋ねられ、「え？なんとなく」と何の疑問も抱かず答えていた。
あれから１６年、そんな私がいつしか人の発言や行動に対して、「それってどういう意味？」「なぜ？」と食い下がっている。訳も分からず「言葉」を交わし、「はい、わかりました」と言いながら、何も進まないことに抵抗を感じるからだ。
そう思いながら日常を見ていると、案外実体のない言葉に、自分の思考や行動を縛られている事が多い。自分を変化させようとする時、「自信がありません」と尻込みしてしまう場合も、自信とは何か、なぜ・何に自信がないのか、どこで自信をつけたいのか、どうすれば自信がつくのか、そのために何をするのかを具体的に考え実行しなければ、いつまでも「自信がないオバケ」に怯えなければならない。
苦手な事、不都合な事もしっかりと受け止め考える訓練を重ねることで、つながりや本質が分かる自分をつくっていこう。
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