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私は好き嫌いが多い人間である。魚介類が嫌い。猫が嫌い。面倒くさいことが嫌いだ。苦手な食物や動物なんてほっとけばいいのだが、面倒臭いことが嫌いというのは周りの人にしてみたら厄介なことである。
簡単に「面倒臭い」と言うが一体何が面倒臭く、誰の規律や都合なんだろう。そう全て私の都合なのである。私の都合は目先の損得で決定されている。「自分に都合の良い人は好き」。例えば何でも「ハイ」と引き受けてくれる人。逆に｢自分に指摘をする人、ミスをしたり配車どおり業務の出来ない人、自分と話の合わない人は嫌い」と相手の人間性や背景などを無視して現象面で好き嫌いを仕分けしている。従ってさっきまでさっきまで好きだった人も嫌いだった人も瞬時に逆転する。これでは三歳から精神的にほとんど成長していない。
瞬時に物事を正しく判断することは難しいが、正しい判断が出来る力をつけなければ周りの人が困るし、自分も悲しい。やはり学ぶことしかないと思う。物事の本質を見抜く力が必要である。その前に自分の本質を知り、自覚し修正していくことからやらなければならない。私も今年で３３歳になる。散々な結果になるよりは燦々と輝く人間でありたい。この一年を大切にしていきたい。
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