すぽっと らいと 7月

夢志記

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自分と戦う

柘植 正紀  


 自分の言動の全ては自分の都合やエゴから発している。

但し、それを自覚できる大きさ、深さによって多少は人の役に立つことができると伊藤専務に指導をいただいた。
 自分の全ての言動は自分のエゴから発しているなどと考えたことはなかった。

「エゴの時がある」ぐらいに思っていた。しかし、世の中で起きていることも自分の身に危険が迫るまで無関心である。同様に大宝や支店で起こっていることも関心が薄い。

責任も自分以外に求めて氣休めをしている。自分以外は他であり自分が主であると考えると、自分に矢印を向ける以外に本当の解決はない。

同じ「エゴ」でも、ものごとのつながりが分かり、自分事と考え自分のためにやることにより初めて、解決の道すじを探すし、少しは人の役に立つ。
 どれだけ自分を守ろうと力んでも、自分都合やエゴを自覚する努力をしないと問題の本質を認めず、また他に責任を転嫁し、心身共に疲れるだけである。

自分が生き、人の役に立てる人間になるために、自分の全ての言動はエゴから発しているということを考え意識し、自分の魂・精神に落とし込むよう自分と勝負していく。 


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