人間の行動は環境に大きく影響を受ける。そのようにして生きのびてきた。
そして生きのびたい、より良く生きたいという自分自身が行動を促している。
環境と個人の人格能力が行動を決定する。
B=(P・E)これは大宝で教えられたことだ。
入社して14年になるが10年間ほどは「やめとけ」と周りの人に忠告されても我を張って、「俺は男だ」「それが主体性だ」と言ってきた。
そして結果が悪いと「周りの人が冷たい」「環境が悪い」と逃げていた。
環境を知る努力や自分を活かす努力と逆の方向に力んでいた。
長い時間と大きなエネルギーを注いで指導していただき、自分の我欲や嫉妬、迷妄を少し認められるようになると、それまで見えなかった周りの状況や自分自身が少し見えるようになった。
その分、人の忠告や不都合な結果に対して認めることができるようになったし、自分がものごとに対応できる力をつけたいと努力もできるようになった。
置かれている環境が厳しいほどそれを認め、対応するための学びが重要だ。そういう自分と組織を大切にし、つくり出せるようにしたい。
※クルト・レヴィン「人間の行動科学の第一法則」
人間の行動を決定するもの 行動=関数(個人の人間性×環境)
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