22歳で入社して来年50歳になる。19年間は学ぶことから逃げ回っていた。
変化のきっかけは伊藤塾長との出会い。その後も構内事故などを起こし皆さんに迷惑をかけ、7年前に塾長から「1年間何もないようにやってみろ」と言われ、何をすれば良いかを考えた。
日曜日に早起きして、1時間半散歩をしながら1週間の反省や自然観察をし、自分について考えることを続けている。
昨年、母が仕事を辞めると言ったので、温泉旅行に行こうと思っていたが、入院することになってしまった。
もっと早く孝行しておけばと悔やんだが、他にも出来ることはいっぱいある。
両親を大切にし、長生きしてもらいたい。いつもそばに塾長がいて下さったおかげで、自分のことや両親のことを知り、少しずつもの事が分かるようになった。こうして胸を張ってのびのびといられることに、心から感謝している。
私は日頃おかしいと思ったことを相手に伝えるようにしている。
最近読んだ本では大学生4人が登山をし、スニーカーを履いていた一人がガイドから注意を受けるが、本人も仲間も氣にしなかった。
大雨で下山する途中、その一人が滑ってケガをして、仲間に背負ってもらったが、滑落してその人だけが亡くなり、彼は一生そのことを引きずって生きることになった。
この様に何かあってからでは遅い。だからおかしいと感じたことは、相手に伝えようと勇氣が湧いてくる。
学んでない人は今でも19年前の私だと思い接してくる。
大宝には学んで成長している人が多い。その人たちに以前と同じ様に接し続けるのは失礼だし、それではお互いに成長できない。
学んで価値観が変われば人は変化する。だから仲間にも学ぶことの大切さを伝えたい。
私は今が一番楽しい。色んなことに挑戦し、間違っていれば「それ違うよ」と言ってくれる仲間もいるから、素直に謝り受け入れられる。
思ったことを言い合い、時にはケンカをするぐらいでないと仲良くなれない。
みんなで競い合って成長していこう。
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