歴史の勉強ほど大切なものはありません。歴史の延長線上に「現在」があります。また、自分と会社と日本、世界、宇宙の歴史、全てがつながっています。歴史を学ぶとは、次のようなことを知ることです。
1.
一瞬一瞬の時間のつながり、経過を知る
2.
いろいろな変化、成長、発展のプロセス、背景、要因を知る
3.
人間が大きな変化を求める原因を知る
4.
その変化を起こしたエネルギーの実体が、どこにあるのかを知る
人間は強欲で、何の努力もせず幸せになりたいと望んでいます。しかし、意識するか無意識かは別として、自分の歴史は自分が作り、会社の歴史は自分たちが作っています。これを自覚できる人が増えれば増えるほど、困難を乗り越え発展してゆくことが出来ます。逆に、愚痴と怠けと迷妄ばかりの人生からは、まともな歴史は出来ません。
現在は奴隷制社会ではありませんので、会社を辞めても構いません。しかし、学んで少しでも、もの事が分かるようにならなければ、どれだけ転職しても、自分で商売を始めても、うまくいきません。ものが分かる次元を上げるための場(勉強会、各種イベントなど)を活かし、身につけて下さい。
会社は偶然発展したり、倒産したりはしません。どちらの場合も、必ず背景と原因があります。おもしろい、楽しい職場は、自分たちの努力で歴史を動かし、楽しいと言える職場をつくる以外にありません。そのために一人ひとりが何をするのかが肝心です。
「我々が大宝の歴史をつくる主人公である」ことを自覚し、事故を無くし、業績の向上を図ることによって、経済的にも安定し、自分の将来を考えられる、希望が持てる職場にしてゆきましょう。
|