11月和合塾定例会 11月4日(水)

11月和合塾 定例会

【テーマ】 第33回大宝運動会を通じ学んだこと


 総合 第 3 位

黒川支店 総括リーダー  M K

 入社し4回目の運動会。断られるのが嫌で人に声を掛けられず、笑顔でごまかしやり過ごしていたら仲間からのアドバイスがあった。

笑ってごまかさず、一人ひとりに声を掛け、やってもらうようにしたら、全体の雰囲氣も変わってきた。

 当日もプレッシャーでピリピリしていたが、会場で鈴木常務から「みんなの力を活かし楽しんで」と言われ肩の力が抜けた。真剣に取り組むと相手と心が通じ、助け合いながら一つの方向に進めるのだと感じた。

みんなが感動し心から楽しめた運動会だった。

 これを支店の無事故につなげてゆく。


 総合 第 2 位

中川支店 総括リーダー  岩間 信彦

 昨年、応援のメンバーとして仲間と真剣に取り組み一位を獲ることができ、とても楽しかったので、今回、「総括を」と言われ、自分自身の逃げる心と闘い真剣にやると決めた。

途中で氣持ちが沈みかけたこともあったが、仲間の笑顔と努力する姿に勇氣づけられた。

一人では何もできないことと自分の弱さ、仲間の有り難さを実感した。

自分の力を日頃から惜しみなく出せるようになりたい。


 

中川支店 副総括  M K

 今回の支店テーマは「情熱」。総括と各部門リーダーの思いを伝え、活かし合うことが自分の役割だと感じていたが、どうしてゆきたいのかという意をはっきりさせられず、無難な仕上がりになってしまった。

当日、大縄跳びで全社の声援に欲が出て、足を引っかけてしまった。

自分と仲間の情熱を次につなげてゆきたい。


 総合 優 勝 

四日市支店 総括リーダー  磯部  寛

 入社して8年。予想通り総括のチャンスが巡ってきた。

「やるからには、やってやろう!」と思ったが、上手くいかず困っていた時、総括としてやる氣を高めるよう、徳永安全委員から言われた。

事務所の仲間やパートナー社員の方は衣装や作りもので協力してくれた。

1週間前の日曜日に朝7時から練習した。昼食のバーベキューで勢いがつき、予定時間を超えて練習に熱中し、全体が一緒の方向に向いた氣がした。

 当日の3日前に父が亡くなり運動会には出場できなかったが、初出場の人の頑張りとベテランの手助けや助言が活きた。

 これからが四日市支店のスタート。私も頑張ってゆく。


 

四日市支店 副総括  I K

 これまで3回の運動会は、いつもビリであまり良い印象はなかったが、春に松田副支店長がみえて支店内の士氣が上がり、雰囲氣が良くなってきていた。個人的には総括任せになってしまい、みんなに引っ張ってもらい優勝旗までもらってしまった。

 喜びよりも反省が多いが、これからお互いの良い部分に目を向け、支店を良くするために努力してゆきたい。


 会場管理部 部長

四日市支店  須藤 昌樹

 初めての運営をやる以上、名前を全社にアピールし、責務を全うして四日市支店のイメージアップにつなげたかった。

不安はあったが一緒に運営してゆく仲間が氣さくで、次に会うのが待ち遠しかった。自分より経験豊富な部員に対し、知ったかぶりはやめ、説明して教えていただいた。そんな私を最後まで立て、ついてきてくれた仲間に、あったかい氣持ちと感謝が湧いた。
 今回、支店のことに関われず、みんなが真剣に楽しく努力する姿を見て、その中にいられない淋しさを感じ、一緒に活動できることはありがたいことなのだと分かった。色々な方から「今年の四日市は違うね」と言っていただき嬉しかった。

表彰式では優勝し支店の仲間が喜ぶ姿を見て込み上げてきた。

いただいた縁を生かすも殺すも自分次第。

「学ぶスピードを加速せよ」と伊藤専務からいただいた宿題を実践し、もの事の分かる器の大きな自分をつくってゆく。


 表彰部 副部長

金山支店  松下  卓

 現在57歳、20年お世話になっている大宝で、久しぶりに表舞台に立った。

あまり接したことのないメンバーと活動してゆく中で、みんなに楽しくやってもらえるよう氣持ちを和らげ、支えてゆくことが自分の役割だと思っていた。

これまで目標を持ち勢いよく走っていた時期があれば、目標を見失いただ埋もれていた時期もある。

今回はそんな自分を振り返る機会になった。

 これからも一人ひとりが学んでもの事を知り、楽しさや悔しさを感じながら何かにトライし、生きている実感が持てるようにしてゆきたい。


 副実行委員長

三好支店  柴田 康造

 初めて運動会を真正面から見た。各支店の思いがこもった行動、楽しんでいる姿、キラキラした目は「氣」を発していて、うれしい驚きの連続だった。

日頃、人との間合いを詰めるのが苦手で、一定の距離を置き当たり障りなくやろうとしている自分を情けないと思った。

今回「上っ面で上手くやらない。楽しんでやる」を自分の目標にした。相手に不安を与えないようにと思っても、自分がどうしたいのかをしっかり相手に伝えなければ通じない。日常の業務も同じなのだと反省した。
 約2ヶ月間共に準備してきた実行委員のみなさんが、当日の最後に胴上げをして下さった。思わず涙が込み上げてきた。仲間と一緒に行動できること、そういう場があることに感謝し大事にしてゆきたい。

 

 実行委員長

西春支店  S D

 実行委員長のチャンスをいただき、一所懸命取り組み自分のものにしたいと思っていたが、途中でこれといった変化がないことに不安を感じた。それは実行委員長になれば、それなりの何かがやってくるという自分の勘違いだった。

 今回、人に対する想いやりと礼儀を大切にし、楽しむことを心がけた。

「楽しんでやれ」は伊藤専務からのアドバイスだった。日頃、人が嫌がることを我慢してやることが良いことだと思ってきたが、自分が被害者意識で「やってあげている」と思っていると、相手に不快感を与え、同情を求め、自分の逃げ道を作っているのだと氣づいた。

 今後、自分で考え判断することから逃げないことが、お世話になった人、声を掛けて下さった全社の皆さんへの恩返し。目的を忘れず前進してゆく。

 

伊藤塾長講話

1.本当の戦は、これから

 今年は、一見おとなしい実行委員会でしたが、きちんと締まりのある運営が出来ました。また、一番嬉しかったのは、昨年最下位の四日市支店が優勝したことです。勝つことも幸せづくりの一つだからです。組織は生き物ですので来年は分かりませんが、短期間の中で何かが変わったのです。一週間前の日曜日に練習を兼ねバーベキューをやり、方向が一つになったと言っていましたが、これも大事な「交流」です。組織のメンバーが互いに知り合い、より関係が近くなることで、戦の時の力の入れ具合が変わってきます。日頃の雑談や活動も交流だと分かり意識すると、もっと変わってきます。
 運動会の準備期間は約二ヶ月半ですが、多くの人が目標を設定し一所懸命取り組んでくれます。日頃の業務改善や事故防止も基本は同じなのですが、もっと長期戦です。自分やその組織が良くなるために、何かを考え続け、やり続けることは生半可ではなく、中途半端な知識や勉強ではできません。運動会が終わったとホッとせず「これからだ!」と考え、まずは一年、考え続ける能力、やり続ける能力を身につける訓練をして下さい。

1.戦に勝つ組織づくり 

 組織をまとめ戦に勝つための秘訣は、戦いの法則である「道・天・地・将・法」と、メンバーの質を表す「四維=礼・義・廉・恥」が何であるのかを知り、それらの条件を自分たちで意識して作ることです。

 支店も会社も個人も、小さくてもいいので、「この部分に関しては一流だね」と言われるものを作る努力をし続けましょう。そのために比較的早い時期から当社では勉強会を始めました。また、その方向も正しかったと思っています。そこに胡坐をかかず、まじめに勉強し、これからの人生に活かしていって下さい。


HOME 前に戻る